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体育祭の恋伝説

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:志保

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.07.06

そのま「B組、
リレー1位とるぞお!!」





りりか「そのま、
気合い入ってるね」





そのま「当たり前ジャン。
陸上部のエースの私が
体育祭でぜったい活躍するの!!」





ナツ「そのまも、りりかも、
体育委員なんだ。
来週がんばろうな」





か、かっこいい~。





私、松尾そのまは、
現在学校一イケメンの
久野ナツ君に片思い中です!





そして、体育祭伝説を叶えるの!





大盛り上がりのリレーで
好きな人のはちまきを巻くと、
恋が叶うとか。





りりか「そのま!?
そのまぁ。おーい」





そのま「え! 何」





りりか「また、ナツ君のこと
考えてたでしょ」





そのま「だってナツ君は、
私の救世主だもん」

















*。・ 半年前 ・。*





「そのまってさ、地味だよね」





「もじもじしてるし」





私は地味で、クラスメイトと
話すタイミングを逃し、
1人孤立していた。





「そのまは、芯が強くて
やさしい子だよ」





その言葉に
一瞬で心奪われた。





そのま「さ、さっきはありがとう。
うれしかった、」





ナツ「いいんだよ。
困ったことあったら、
いつでもいってよ」

















◆―――――――――――





りりか「私は、そのまを応援するよ。
後悔のないようにね。協力するよ」





そのま「りりか~、ありがとう!」





先生「そこ! 話してないで
作業に集中しなさい」





そのま・りりか「はーい」





ナツ「1人こっちの作業てつだってよ、」





りりか「ほら、いってらっしゃい」





ありがとう。りりか!





そのま「ナツ君、
どうすればいいかな?」





ナツ「えっと、ここの看板の色を
青にして欲しい、」





そのま「OK! よいしょっ、」





はっ手が、





そのま「ご、ごめんなさい、
慣れてなくて」





ナツ「俺こそ、ごめん」





ナツ君の顔が赤い、





ちょっとだけ、
期待してもいですか・・・





ナツ「進めようか」





そのま「うん!」





私はまだ気がつかなかった、





体育祭の前に、こんなことが
おこるなんて。





りりか「そのまー、ヒナノちゃんが
呼んでるよ!」





ヒナノちゃん!?





あの美人な子が、私を?





そのま「えっと、何かな?」





ヒナノ「今日、一緒にお弁当食べない?」





そのま「もちろん!」





ヒナノちゃんから、
誘ってもらえるなんて。

















*・*・・・*・・・*・*





そのま「ま、まだかな?
少し早くついちゃったかな」





ドンッ!





後ろから押されたような、





ズキン、





これじゃ
体育祭出れないよ、





だ、誰か、





りりか「そのまっ!!」





そのま「りりか、どうして、」





りりか「ヒナノちゃんは、
変なうわさ聞いたことあったから
心配になってついてきたの、
とりあえず、保健室行こう?
私の肩につかまって」





そのま「私、重いよ?」





「そのまっ!!」





ナツ君!!





ナツ「俺もてつだうよ。
りりかは、先生呼んで来て!」





りりか「うん!!」





そのま「ナツ君、私、リレー出れないかも。
足くじいちゃった」





あんなに楽しみにしてたのに、





ナツ「そのまの分は、俺が走るよ。
俺が1番に
ゴールテープを切るよ、」





ナツ君・・・・・・





そのま「うん、ナツ君のこと、
1番に応援してる!」

















◆―――――――――――





体育祭当日。





りりか「そのまが
1番楽しみにしてたのに、
出れないなんて」





もう、そんな顔しないでよ。





そのま「だいじょうぶ。
みんなのサポート
全力でするよ!」





そして、最後の種目。





クラス対抗リレー、





そのま「ナツ君、がんばってね」





ナツ「おう。
はちまき結んでくれないか?」





そのま「うん、」





ナツ君、大好きです。





神様、お願いします。





そのま「できたよ。がんばって」





ナツ「もし、俺が1番に
ゴールテープ切ったら、
つきあってよ」





耳元でささやかれて、





そのま「は、はい」

















*・*・・・*・・・*・*





「位置について、よーいドン!」





みんながんばって、お願い。





「現在の1位は、A組です!」





ヒナノちゃん、早い。





私も走れたのに・・・





「おお! B組、抜いた!」





ナ、ナツ君!!





私も応援しなきゃ!!





「ナツ君!! ファイト!」





パーン!!





「1位、B組!!
A組との接戦でした!!」





やったあああ!!





ていうことは、、





ナツ「改めて、
つきあってください」





そのま「もちろん!!」





りりか「幸せになってね」





体育祭の伝説は、
無事叶いました。







*END*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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