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愛と糸を紡ぐ

CAST工藤 唯愛工藤 唯愛

作者:とも

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.06.18

私はかわいい
イケイケJK、ユア。





今日も渋谷で
おしゃれな服を求めて
ショッピングをしている。





でも、今日はなんだか
気分が上がらない。





私は、将来どうなりたいか?
最近悩んでる。





好きなアイドルとかの
話をする友達はいるけど、





人生の悩みを打ち明けるような
友達はいない。





ユア「私って、どうなるんだろう。
毎日それなりに楽しいし、
充実してるけど。
あ、あれは・・・」





同じクラスのミサキが
歩いているのを見つけた。





私は、声をかけてみた。





ユア「ミサキ、何してるの?」





ミサキ「バイトだよー。
そこのカフェでね」





ユア「バイトなんかして
何か欲しい物でもあるの?」





ミサキ「ミシン」





ミサキはちょっと
恥ずかしそうに答えた。





私は、少し驚いた。





高校生男子で
ミシンをほしがる人は
めずらしい気がした。





ミサキ「俺、服が好きなんだ。
将来は、服飾関係の仕事に
就きたいと思ってる」





ミサキはまっすぐな目で言った。





バイトで急いでたから、
その日はそれで別れたけど、





それから私は
ミサキとよく話すようになった。





実は私も服が好きで、
将来は服に関わるような
仕事をしたいと思っていた。





編み物が好きで
帽子やセーターを
編んだこともある。





でも、夢をハッキリと
口にするのはこわくて
言えなかった。





でも、ミサキになら
何でも話せる。





私たちは毎日
学校で服について
熱く語り明かした。





ミサキ「ユアの服を
作らせてくれないかな?
デザインから製作まで
俺がやる」





ユア「いいよ。私も手伝う」





ふたりで作った服は
キラキラと輝いていて、
私はその服を着て
写真をいっぱい撮った。





SNSでいっぱい
いいねがついた。





私たちはふたりで
笑い合った。





ミサキとふたりなら
どんな夢でも
叶えてゆける気がした。





ユア「ミサキ・・・
私ね、あなたのことが好き。
これからも一緒にいてほしいし、
ふたりで夢を叶えてゆきたい」





ミサキ「俺も、いつ
告白しようかと思ってた。
ユアが好きだ」





私たちはこれからも
愛と糸を紡いでゆく。







*end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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