センパイ。

CAST相沢 伊吹

作者：marina

2025.05.05

こんにちは!!
中学２年生の相沢イブキです！





実は、私には好きな人がいます。





それは、バスケ部の部長で
超イケメンな岬センパイ。





私は普通レベルの女の子だし、
叶わぬ恋。





でも、あきらめられなくて
私もバスケ部に入りました。













＊。・　その日の夜　・。＊





そろそろ寝よー。





あ!!　今日はスーパームーンか・・・





どうかセンパイと
仲よくなれますようにーー！





よし!!　って、
こんなんで叶うわけないか笑





おやすみなさーい。













＊。・　次の日　・。＊





ふわーー、よく寝た。
着がえなきゃー！





って、うそ!?





私は、ぼう然として
鏡をみつめる。





そこには、身長もぐんとのび、
成長した自分の姿がうつっていた。





えっえっ！





ノートを確認すると、
３‐Ａ相沢イブキと書いてある。





ってことは・・・
私、中３になってるーー!?





でもちょっと待って？
カレンダー２０２５のままだし!!





ってことは、教室にセンパイがいる!?













＊。・　学校　・。＊





３年生の階って緊張するなー。





？「おっ、イブキおはよ」





ほえ!?
急に誰かに後ろから
ぎゅってされた!?





誰だろ・・・
そっと振り返ると・・・





イブキ「え!?　岬センパイ!?」





岬「えってなんだよ、
いつも朝からこんな感じじゃん笑
てか、センパイって何!?
ツボったわ笑笑」





？「相沢が寝ぼけてるぞーーーー！ｗｗ」





え！　誰？
って、リョウスケセンパイじゃん！





？「イブキ、おっはよーーー！」





今度は誰!?
って、そのまセンパイ・・・
勝てる気がしない！泣





そのま「今日も相変わらず
モテてますねー!!笑笑
岬とリョウスケの態度
わかりやすいし！笑笑」





イブキ「そっ、そんなことないです・・・
じゃなくて、ないよー」





リョウスケ「ないですってｗｗ」





岬「そういうところも
イブキのかわいいところだけどね」





あれ。
岬センパイ、顔真っ赤・・・





イブキ「岬センパ・・・岬君!!
熱あるんじゃない!?
保健室連れてくよ！」





岬「え！　だいじょうぶ・・・」





イブキ「だめ！
岬君が苦しかったら
私も苦しいよ・・・」





イブキ「とにかく行こ!!」





私は岬君の手を引っ張った。





けれど、その手はいつの間にか
私がひかれていた。













＊。・　保健室　・。＊





イブキ「だいじょうぶ？
何かしてほしいことある？」





岬「あんまりしんどくないけど
だるいから家帰りたい」





イブキ「よーし、まかせて!!
おぶって・・・・・・」





バタッ。
私は倒れた。





しんどいよー。
なんなのこれ？





岬「だいじょうぶか!?
よし、俺がおぶってくから
俺ん家こい」





ほえ!?
岬センパイの家!?





仕方ない。
心臓破裂しそうだけど、
いくしかないよ。





イブキ「・・・ハァハァ・・・
ん・・・よ、よろしく！」





岬「まかせとけ！」















＊．＊．＊．＊．＊．＊．＊．＊．＊





どこ、ここ？





・・・・・・男の子の部屋？





岬「やっと起きたか」





イブキ「え！　岬君どうしてここに!?
・・・あっ！
おぶってきてくれたんだよね！
ありがとう！　ごめんね」





岬「・・・・・・・・・好きだ!!」





ほへ!?





そのときベッドで床ドンされた。





岬「ずっとイブキが好きだった！
つきあってください！」





イブキ「ほ、ほんと？
お、お願いします！」





そのときパァーーって
何かが光った。















＊．＊．＊．＊．＊．＊．＊．＊．＊





イブキ「あれ!!　ここ２年の教室・・・」





ミク「笑笑　あんたなに寝ぼけてんの」





イブキ「ちょっと行ってくる!!」





ミク「は？」





早く３年生の教室に行かなきゃ！
３‐Ａへ行かなきゃ！















＊。・　３‐Ａ　・。＊





イブキ「岬センパイ！」





岬「相沢!!　どうした？」





私はあの夢のことを話した。





岬「相沢もあの夢みてたんだ・・・
俺もみてたんだ」





イブキ「実は私、センパイのことずっと好きで、
この夢をみて告白しようとおもって・・・
ずっと好きでした！」





周りから、３年生の女子のセンパイの
悲鳴が聞こえてくる。





でも気にしない。





岬「実は俺も一生懸命なところ、
やさしいところ、
相沢の全部が好きでした」





イブキ「あっ、ありがとうございます！」





岬「じゃ、これから卒業して
遠距離恋愛になってもいいなら、
よろしくお願いします」





イブキ「お、お願いします！」





センパイ大好きです。





最高に楽しい恋が始まる気がします！







＊ＥＮＤ＊

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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