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友情、出会い、そして、恋

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:わか

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.04.18

私、小松崎フタバ。
高校2年生。





これは、私が
いまの彼氏 兼 TYと
出会うまでのお話。







・*。・ 1年前 ・。*・





フタバ「すごい・・!
やっぱり新潮高校って
すごいんだな・・!」





レイナ「ねぇ、
あなたって新入生?」





フタバ「はい、
そうですけど・・・」





レイナ「良かった!
私も新入生なんだ!
良かったら友達に・・・!」





フタバ「うん、もちろん!
私、小松崎フタバ!」





レイナ「私、吉本レイナ!
ねね、さっそくなんだけど、
部活って何入るか決めてる?」





フタバ「うーん、
いまのところは
まだ決めてないけど
候補としては吹奏楽か美術か
調理部かな~」





レイナ「フタバちゃんは
文化系何だね!
私は~女バス一択!」





フタバ「へー!
バスケやってたの?」





レイナ「うん!
小学校のときからずっとね!」





フタバ「すごーい!」





レイナ「ありがと!
いや~高校生活
楽しみだなー!」





フタバ「ねー!」





フタバ「はぁ~受験よりも
勉強大変かもしれない笑
どーしよ」





タイヨウ「よかったら
僕が教えようか?」





フタバ「えっと・・・あなたは?」





タイヨウ「僕、犬飼タイヨウって言います。
見た感じ the ガリ勉だけど・・・」





フタバ「よ、よろしくお願いします・・・」





タイヨウ「で、どこが
分かんないの?」





フタバ「えっとね・・・
ここの問題なんだけど・・・・」





タイヨウ「あぁ~これはね、
こうやって~」





フタバ「すごい!
それにしても説明うますぎ~」





タイヨウ「ありがとう、
よかったらライン交換しない?
そしたらいつでも相談できるし」





えぇー!
異性とライン交換なんて
夢なんですけど!





フタバ「は、はい!
もちろんです!」





タイヨウ「急な敬語は
やばいって笑」





フタバ「だって、
なんか話すの
緊張しちゃうんだもん・・・」





なんか私、いまの言い方
おかしくなかった?





タイヨウ「まぁ、俺もだけど・・・
じゃ、また明日」





フタバ「あ、うん・・・・」





なんか不思議だな、
この人・・・・





って、何これ?













・*。・ 翌日 ・。*・





フタバ「あ、タイヨウ君!
ちょっと話が・・・・」





タイヨウ「何?」





フタバ「タイヨウ君のラインの
プロフィールにある人って
誰なの?」





タイヨウ「あぁ~~あれは
俺の弟で、
歌手やってるんだよね」





フタバ「え、そうなの?!
知らなかった・・・
教えてくれてありがとう!」





タイヨウ(やべ、うそついちゃった・・・
でも本当のこと言ったら
びっくりするだろうし・・・
あ、そうだ)





タイヨウ「ねぇ、ちょっと待って」





フタバ「何?」





タイヨウ「よかったら
今日一緒に帰らない?」





フタバ「私と?
まぁ、いいけど」





うそ~!
誘われちゃった!













*・.*・.*・.*・.*・.*





フタバ「おまたせ、待った?」





タイヨウ「いや。じゃ行こうか」





タイヨウ「高校生活どんな感じ?」





フタバ「楽しい!
中学と違って
さらに青春っていう
感じがする」





タイヨウ「高校でたくさん
青春したいよね」





フタバ「そういうタイヨウは
どうなの?」





やば、君なしで
呼んじゃった・・・





タイヨウ「なんか・・・・
そう呼んでくれたほうが
うれしいかも」





フタバ「本当?
じゃ、そう呼ばせてもらいます・・・」





タイヨウ「とりあえず高校で
彼女は作りたいかな~」





フタバ「確かに!
私も彼氏欲しいなぁ~~」





タイヨウ「フタバちゃんは
どういう人がタイプ?」





フタバ「う~ん・・・
やさしくて頭が良くて
運動神経が良い人かな!
タイヨウは?」





タイヨウ「俺は~
んーなんだろ」





カシャ





レイナ「・・・・・フフッ」













・*。・ 翌日 ・。*・





ざわざわ





フタバ「なに、この騒ぎは?」





??「やばー! なにこれ!」





??「この生徒って
いったい誰なんだろ?」





『歌手のTYが
新潮高校の生徒と
下校していたことが判明!』





フタバ「え、これって・・・・」





昨日タイヨウ君と
帰っていたところを
写真に撮られて
勝手にポスターにされていた。





フタバ「これが私だってバレたら
大変なことになる・・・
いや、写真を撮ってる犯人がわかれば
止めれるはず・・・!」





レイナ「あらあら、
本人が登場したようね」





フタバ「え、レイナ・・・・?
なんで?」





レイナ「そう、一緒に帰っていたのは
この小松崎フタバさんよ!」





??「やば~!」





??「これビックニュースになるぞ」





フタバ「ちょっ、レイナなにするの?!」





レイナ「私たちはTY君の
大ファンなんだよ、
だからこの知らせを聞いたら
みんな驚くと思って!」





フタバ「だからって、勝手に・・・!」





レイナ「あら、事件を起こした
犯人が口ごたえ?
そんなことするんじゃないわよ!」





フタバ「きゃっ!」





ガシッ





タイヨウ「フタバにそんなことするな!」





え、タイヨウ君・・・・?





レイナ「ちょっ、ガリ勉が何の用?」





タイヨウ「俺はガリ勉だけれども、
人をいじめて
暴力をふるう人なんて
許せない・・・」





レイナ「でも、有名な歌手と
帰ってるフタバが悪いのよ!」





タイヨウ「じゃ、俺の正体は
みんな知ってるのか?」





レイナ「な、なによ?」





タイヨウ「俺は、そのTYだよ」





レイナ「え、は?」





タイヨウ「俺からフタバに帰ろうって
誘ったんだ、
だから俺が、悪いんだ」





フタバ「タイヨウは悪くないよ!」





タイヨウ「フタバ・・・」





フタバ「きっかけを作ったのは
全て私だから、私が悪いの。
ごめんなさいっ・・・泣」





タイヨウ「本当にごめん・・・
俺、誘わなきゃよかった・・・」





フタバ「そんなことないよ。
帰れてうれしかったよ・・・」





レイナ「・・・こんなことした
私も悪かった、ごめん」





フタバ「・・・・あやまってくれたなら
許すよ」





レイナ「うん、私たちずっと
友達だからね!」





タイヨウ「フタバ、ちょっときて」





フタバ「なに?」





タイヨウ「俺、気づいたんだ、
フタバが好きだって」





フタバ「うん、
そう言うと思った。
私も、好き」





タイヨウ「俺達、両思い?」





フタバ「うん、そうだね」





タイヨウ「こんな俺だけど
つきあってくれますか?」





フタバ「もちろん!
あと、さっき、
かっこよかったよ」





タイヨウ「ありがと。
じゃ、帰ろっか」





フタバ「うん、せっかくだし
カフェでも寄ってく?」





タイヨウ「いいね、
お腹すいた~」





フタバ「さっき弁当
食べたばっかりなのに?」





タイヨウ「そこは気にしないでよ」





フタバ、タイヨウ「笑」







~HAPPY END~

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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