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自分に自身を持てば恋が叶う件について

CAST上妻 美咲上妻 美咲

作者:わか

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.04.20

こんにちは!
上妻ミサキです!





絶賛片思い中の
高校2年生!





友達には、好きバレ
していますが笑





ルミ「ミサキ、おはよっ!」





ミアン「あれ?
今日は本読んでないの?」





ミサキ「うん、たまには
ボーッとするのもいいなーって」





ルミ「もしかしてミサキのことでも
考えてるの~?(ニヤニヤ)」





ミサキ「そっ、そんなことないって!」





そう、私は、
同じクラスで同じ名前の
北島ミサキ君が好きなんです。





ミアン「好きなら
早く告白しちゃいなよ~!
きっと誰かに取られるよ?」





ミサキ「それはそうだけれども、
そんな勇気、私にあると思う?」





ルミ「絶対あるよ!
ミサキってば
本当に正直じゃないんだから~」





ミアン「私の彼氏だって
『なんでもっと早く好きって
言ってくれなかったの?』
って言ってたよ?」





ミサキ「まぁ、いつか、ね」













・*。・ 放課後 ・。*・





ミサキ「あ、雨降ってる。
傘持ってたっけ・・・」





やば、傘持ってない!
どうしよう。





ルミとミアンは
部活で忙しいし、
誰に借りれば・・・





??「よかったら
これ使ってよ」





ミサキ「あ、ありがとうございま・・・す」





え、なんで
ミサキ君がいるの?





ミサキ「そしたらあなたが
濡れちゃうじゃないですか」





ミサキ「いいの。気にしないで」





そう言って
雨の中走っていった。





でも、これを明日
返さなければいけない・・・





また話せるチャンス!





このチャンスを
逃すわけにはいかないぞ! 私!













・*。・ 翌日 ・。*・





ミサキ「あ、あのミサキ君!
これ・・・
貸してくれてありがとう」





ミサキ「それ、あげる」





ミサキ「え? でも・・・」





ミサキ「なんかその傘
ミサキ似合うかなって思って
貸したんだ」





ミサキ「似合う・・・・ありがとう」





ミサキ「どういたしまして」





確かに、この傘
私っぽいかも・・・





ルミ「あ、ミサキじゃーん!
って、何その傘?」





ミサキ「なんかね、
ミサキ君からもらったの・・・
ミサキに似合うって」





ミアン「なにそれ!
超最高じゃん!
もしかすると
脈アリじゃね?」





ミサキ「そう、なのかな・・・・」





ルミ「ほら、自信持って!
自分の気もち伝えてきな!
絶対に後悔はないよ!」





ミサキ「うん、ありがとう。
私がんばってみる!」





ルミ、ミアン「がんばれ!」





ミサキ「あ、ミサキ君・・・・」





誰かと話してる?
あ、あの子って確か・・・
ミユウちゃんていう
かわいいってうわさの
後輩さん?





ミユウ「っていうことがあってさ~
やばくない?!」





ミサキ「やばすぎ笑
そんな話、人生初めて聞いたよ笑」





めっちゃ楽しそうに
話してる・・・・





もしかして
彼女さんかな?





そう思うと
なぜか涙を流していた。





私、失恋したのかも・・・





私は2人に背を向けて歩いた。





ミサキ「あれ? ミサキ?」





え、気づかれた?
どうしよう。





このまま逃げるか
ちゃんと話し合うか・・・・





いや、逃げちゃだめ・・・





ミサキ「どうしたの?
なんで泣いてるの?」





ミサキ「いや、なんでもない・・・」





ミサキ「もしかしてミユウが
彼女とでも思った?」





そういうときだけ
心の中分かってるんだよね~
この人。





ミサキ「なんで分かるの?」





ミサキ「だってそんな顔してるから。
本当は、俺のこと
好きなんでしょ?」





『ほら、自信持って!
自分の気もち伝えてきな!
絶対に後悔はないよ!』





私の脳内に、ルミの言葉が
浮かんできた。





ミサキ「うん、私
ミサキのことが好き・・・!」





ミサキ「だと思ったよ。
ルミとミアンの話し声
聞こえてたし」





ミサキ「え、待って。
もしかして全部聞いてたの?!」





ミサキ「聞いちゃだめだった?」





ミサキ「いや、
そんなことはないけど・・・」





ミサキ「あ、雨降ってんじゃん」





ミサキ「あ、傘・・・・
これ使う?」





そういって
ミサキにもらった傘を
差し出した。





ミサキ「俺が持つよ」





ってことは・・・相合傘?!





ミサキ「とりあえず
どっか行かない?」





ミサキ「え~急に言われても・・・」





ミサキ「じゃ、ゲームセンターでも行く?」





ミサキ「え、それ
私が行ってみたいって
言ってたところじゃん!」





ミサキ「俺クレーンゲーム
外したことないから」





ミサキ「うそつけ!
絶対にそれはないでしょ~」





ミサキ「いや、本当だから、
見せてあげる」





ミサキ「信じられないよ笑」





それから私の恋物語が
始まったのである・・・・







~HAPPY END~

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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