こんな彼氏なんて無しだからっ！

CAST星乃あんな

作者：星奈

2025.02.23

ドン!!

？「なぁ、俺と
つきあってくれないの？」

ドキンっ////

？「。。。は!?
何あれ、本気だったの。。。？///」

私はアンナ。

今、ダイジくんに
壁ドンされてる。

―――誰もいない
放課後の教室で。。。

ダイジ「本気に決まってんじゃん。
俺ウソつかねぇよ」

アンナ「なっ！
ダイジくんの言うこと、
信用できるわけないでしょ！
だって。」

だって。。。

アンナ「だって、今日
初めてあったんだよ!?」

そう。

――――今日出会ったのだから。――

なぜなら、今日は
入学式だから。

アンナ「なんでそう軽薄に
告白できるのよ。。
でも、その前に、はなして。」

ドキドキ。。。。////

壁ドンされたまま。。。
なんてたえらんない！

ダイジくんは
私からちょっと離れて、

ダイジ「やっぱさ、
俺アンナのこと好きって。。。
信用してもらえてないんだな。」

アンナ「当たり前でしょ？」

ドキドキする。。。////

ダイジ「じゃぁさ、
１週間つきあおうぜ！　偽で！」

へ。。。。!?　偽。。。？

な、、からかうのも
いいかげんにしてよ！///

でも、うれしいとか
思ってる、、、かも。

ダイジくん
カッコイイから。。。///

って！
だまされないから！

私しっかりしろ！

アンナ「そんなの
無理にきまってーーーー」

ダイジ「決まりな！　じゃあな」

はーーーーーーーー!?////

――――　次の日　――――

？「おはよー」

この子は親友のシャノン。
小学校のときから。。。

アンナ「おはようっ」

そういって
席に着こうとすると。。。

ダイジ「おはよっ、アンナ！」

ドキッ。。。

アンナ「お、、おはよぅ。。。///」

やばいっ。

こんなカッコイイ人と
彼かのって。。

私、幸福なんじゃーーー!?////

でも、
１週間で終わりかぁ。。。

それから１週間は
あっという間で。。。

すっごく楽しかった。

でも。。。
デートも何も。。。

ただ、一緒に
話してただけ。。。

それでも、
楽しかったけど。。。。

なんか、つきあってるって
感じがしない。。。

やっぱ、からかってた
だけなのかな？

――――　家　――――

ぴろん。

あ、ライン。
シャノンからだ。

《最近、ダイジと
うまくいってる？
明日の放課後、
話あるって伝言》

え。。。
ダイジくんが？

明日は。。。
ハッ。

偽でつきあう
最後の日だ。。。。

――――　そして放課後　――――

アンナ「で、話って？」

ダイジ「俺さ、ホントは
からかって、ふざけて、
アンナとつきあってたんだ」

え。。。。？

ホントに
からかってたの？

そんなのって――――――。。

ダイジ「でも、」

ばしっ！

私は持っていたバッグで、
ダイジくんをたたいた。

アンナ「最低。。。
私は、うれしかったのに！」

からかってただけなんだね――――。。

ひどいよ。

ダイジ「違うんだ！　アンナ！」

アンナ「なにが違うのよ。。。」

ダイジ「今は違う！　今は。。。」

へ？

ダイジ「本気で好きになったんだ！
アンナのこと。。。だから、」

それって―――――。。。

ダイジ「つきあって。
偽なんかじゃなくて、本気で」

アンナ「うんっ！////」

うれしかったよ。

こうして
彼かのになった私たち。

もぅーーー。

こんな彼氏も
悪くないかもね！

－－－エンド－－－