夏休み、たった30分の再会で

CAST松尾 そのま松尾 そのま

作者:朧月夜

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.08.20

私はソノマ。
高校1年生。
ニコラ学園に入学し、
絶賛青春謳歌中である。





私には好きな人がいる。
同学年のナツだ。





ナツとは
高校受験のために入った塾で、
同じクラスになった。





現在ナツは別の学校に通っており、
なかなか会うことができない。





ところが。





ソノマ「ん?
あ、フタバから
メッセージ来てる」





フタバ『夏休みに、塾に
受験生の応援に行かない?
ナツたちも誘って!』





フタバは、中学校時代からの
大親友だ。





今も一緒にニコラ学園に
通っている。





ソノマ『行く行く!
誘うのお願いしていい?』





フタバ『OK!』





そして夏休みになり、
ついに応援に行く日を迎えた。





ソノマ(緊張する・・・)





ナツ「久しぶりだな!」





ダイジ「やっほー」





ソノマ「あっ、ナツ、ダイジ!」





フタバ「久しぶり!」





4人で塾まで歩く。





塾は、集合場所の駅から
10分ほど歩いたところにある。





ナツ「でさー!」





ソノマ「え、本当に? 面白!」





ナツと話すのは楽しくて、
あっという間に
塾に着いてしまった。





先生「いらっしゃい!
入って入って!」





4人「お邪魔します!」





受験生たちに、
夏にやっておいた方がいいことや
入試の日の心構えなどを伝える。





それは、10分ほどで
終わってしまった。





4人「ありがとうございました~!」





先生「ありがとう!
また来てね~」





4人で、また10分ほど
駅まで歩く。





フタバ「それじゃあ、
私は、ここで!
ダイジ行くよ!」





ダイジ「え? なんで?」





ソノマ「・・・!」





フタバは、私に
気をつかってくれたのだ。





ナツに会えるのは、
これが最後かもしれないから。





ソノマ(今、言わなきゃ・・・)





ソノマ「あ、あのナツ!」





ナツ「何?」





ソノマ「ずっと好きでした!
もし私でよかったら・・・その、
付き合ってくれませんか・・・?」





ナツ「・・・あーあ。
俺から言いたかったのに」





ソノマ「えっ・・・てことは・・・」





ナツ「俺も。ずっと好きでした。
付き合ってください」





ソノマ「はい・・・!」





再会から付き合うまで
わずか約30分。





私にとって、1番幸せな
30分になりました/////







*end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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