~君のおかげで~
作者:ニコラモデルになりたい!
?「お前、まじできっしょ!」
?「生きてる価値なさすぎw」
?「それな~ww」
あ、みなさんこんにちは3
私は星乃あんなです。
この通り
いじめられています。
私をいじめてくるのは
クラスの女王様の
小松崎ふたば、有坂こはな、
髙橋かいら。
実は私、
モデルをしているんです。
この前お母さんと
原宿を歩いていたら
スカウトされたんです。
でも、学校の子には
秘密にしています。
1人をのぞいて・・・
* ‐‐‐ * ‐‐‐ *
こんにちは!
俺は、たいよう!
モデルをやってるんだ~。
あれ、またあんなちゃん
1人になってる。
大丈夫かな~。
ふたば「この動画、面白すぎ!」
かいら「それなw」
こはな「ww」
あんな「あっ、あの・・・!」
ふ、か、こ「は? なに?」
あんな「私をいじめる理由は
なんですか!」
ふ、か、こ「なになにw
きもすぎ~
そんなの決まってるじゃん。
お前がうちらの好きな
たいようをとったからだろ!」
あんな「そんな!
私、好きじゃありません!」
信じてもらえない・・・
どうしよう・・・
・*。・ 放課後の教室 ・。*・。
はぁ・・・
教室に忘れ物しちゃった!
私ってば、
なにやってるんだろ・・・
ん?
なんか話し声が・・・
ふたば「たいようくん!
すきです!
私と一緒にクリスマスデート
してくれませんか?」
たいよう「ごめん。
俺、あんなのことが好き。
クリスマスは
あんなと過ごしたいんだ」
え・・・!
たいようくん?
私は思いっきり
扉をあけて
気がついたらさけんでた。
あんな「たいようくん~!
私、たいようくんのことが
大好き!」
たいよう「マジで?!
おれも大好き」
ふたば「こんなやつの
どこがいいの?!
ありえない・・・」
たいよう「君もね。
あんなのこといじめてるの
知ってるから。
今度そんなことしたら
どうなるかわかってるよね?」
ふたば「ふん!」
あんな「たいようくん
ありがとう・・・!」
たいよう「全然!
クリスマス楽しみにしてるね」
あんな「うん!」
こうして私達は
クリスマスデートの
イルミネーションの下で
キスをした。
*end*