彼女に告白してみせる!
作者:りあちゃ
俺、龍之介!
幼なじみのみなみが
好きなんだ。
だけど、告白するのが
緊張して
まだ出来ていない。
そして、あともう少しで
卒業して
みなみと別の学校になる。
卒業するまでに
告白したい・・・
・*。・ 朝 ・*。・
みなみ「おっはー!」
龍之介「・・・おう」
冷たい態度とっちゃった・・・
そんなつもりじゃないのに・・・
みなみ「今日、
一緒に帰ろ~!!」
龍之介「いや、無理」
また冷たい態度
とっちゃった・・・
俺、最低。
みなみ「・・・・・・
あっ、友達だ。
またねー」
龍之介「・・・」
なんで冷たい態度
とっちゃうんだろう。
★✩★✩★✩★ 理科室 ✩★✩★✩★
龍之介「理科室に
忘れ物してきちゃった」
アレ? みなみと
親友のるわだ。
2人、
付き合ってるのかな?
なんで俺じゃ
ないんだろ・・・
・*。・ 帰り道 ・。*・
あ・・・みなみだ。
2人、
付き合ってるのかな・・・
龍之介「みなみっ」
みなみ「今日、一緒に
帰れないんじゃなかったっけ?」
龍之介「るわとみなみって
付き合ってんの?」
思わず聞いてしまったーー(汗)
みなみ「友達だよ~!」
龍之介「良かった~!」
みなみ「え?」
やばい、心の声が
出てしまった・・・
勢いで言っちゃえ!
龍之介「ずっと前から
好きでした!」
みなみ「・・・そうなの?」
フラれる確定―――。
みなみ「私も好きだったよ」
龍之介「えぇぇぇぇ?」
みなみ「よろしくお願いします!」
龍之介「やった~(*^^*)」
みなみ「一緒に
近くに新しくできた、
クレープ屋行こ!」
龍之介「行こ~!」
龍之介「るわと何話してたの?」
みなみ「うーん。
私の友達との
誕生日パーティの計画」
龍之介「そっか~!」
みなみ「好き」
龍之介「好き」
恥ずかしいけど
手を繋いで行きました/////
end~。・・
・・*。・ 南編 ・*。・・
『彼に告白してみせる!』
・・。*・・*。・・*。・・
私、みなみです!
幼なじみの
龍之介が好きです。
緊張して
告白出来ていません・・・
あともう少しで
卒業するけど
龍之介とは違う学校に
行くから、
卒業までに
告白しなくちゃ!
・*。・ 朝 ・*。・
みなみ「おっはー!」
龍之介「・・・おう」
龍之介、私にとる態度
冷たいな・・・
みなみ「今日、
一緒に帰れる?」
龍之介「無理」
辛いな~(泣)
この場から逃げたい・・・
みなみ「あっ、友達だ。
またねー」
龍之介「・・・・・・」
無視か・・・
友達まだ登校してないけど
嘘ついて逃げちゃった・・・
★✩★✩★✩ 理科室 ★✩★✩★✩
るわ「よお!」
みなみ「やっほー!」
この人は
龍之介の親友のるわ。
龍之介のタイプとか
色々情報を教えてくれるし、
面白いから結構仲がいい!
みなみ「告白しようかな・・・」
るわ「みなみなら出来るよ~!」
みなみ「でも・・・」
るわ「頑張って!」
みなみ「ありがとう!」
・*。・ 帰り道 ・。*・
よし、卒業式が
終わったあとに
龍之介に告白する・・・
そう思っていた時。
龍之介「みなみっ」
みなみ「今日、一緒に
帰れないんじゃなかったっけ?」
龍之介の嘘つき。
龍之介「みなみとるわって
付き合ってんの?」
なんでそんなこと
急に聞くんだろう?
私が好きなのは、
龍之介なのに・・・
龍之介のために
可愛くなれるように
頑張ってるのに・・・
みなみ「友達だよ~!」
龍之介「良かった~!」
みなみ「え?」
龍之介、私のこと
どう思ってるん?
龍之介「ずっと前から好きでした!
付き合ってください!」
みなみ「・・・そうなの?」
みなみ「私も好きでした。
お願いします!」
龍之介「えぇぇぇぇぇ!?」
龍之介「やった~!」
みなみ「新しくできた
クレープ屋さん行こう!」
龍之介「行こー!」
龍之介「るわと何話してたの?」
本当は龍之介の
好きなタイプとか
告白のこと話してたけど、
秘密にしとこ・・・
みなみ「友達の
誕生日パーティの計画!」
龍之介「そっか~」
みなみ「好き」
龍之介「好き」
恥ずかしいけど
手を繋いで帰りました/////
end~。・・