告白実行委員会

CAST関谷 瑠紀関谷 瑠紀

作者:ゆあゆな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.02.23

私は、関谷ルキ!
ニコラ学園に通う、
高校1年生!





やる気と元気だけは、
人一倍あります!













―――― 2月1日 1‐B教室 ――――





先生「今日から2月になるので、
体育祭の練習が始まります」





え、なんで2月に体育祭?
って、思ったでしょ?





実は・・・





ニコラ学園では、毎年10月に
あるはずの体育祭が、
今年度は新型コロナウイルスの影響で、
2月に延期になってしまったの。





実は私は、体育祭で
クラスの実行委員を
しているんだけど、
運動は超~苦手!





そして、2月といえば、
バレンタインデー!





これを機に、
告白を考えている生徒も
少なくないみたいで・・・





タイヨウ「ルキ、
一緒に頑張ろうな!」





彼は、犬飼タイヨウ。
クラスのリーダー的存在で、
私と一緒に体育祭で
クラスの実行委員をしているの。





そして、私はタイヨウに
絶賛片思い中/////





ルキ「うん、よろしくね!」





(タイヨウが自分の席に戻る)





ゆなな「いい感じだね~」





この子は、ゆなな。
私の親友。





ふんわりしていて、
人見知りだけど、
私の恋バナに夢中な
ちょっぴり肉食系女子。





実は、ゆななとタイヨウは、
幼なじみなの。





人見知りなゆななも
男子ではタイヨウとだけ
仲が良くて、一時期は
美男美女カップルだって、
ウワサになったくらい。





ルキ「そ、そんなんじゃないよ~!」





ゆなな「顔赤いよ?」





ルキ「もう、ゆななったら~!」





私は、ゆななの白いほっぺたを、
ムニっとつまむ。





(ゆななは、本当に
可愛いな~)





ゆなな「ごめん、ごめんって!」





ルキ「次は、
許さないからね!」





ゆなな「で、
いつ告白するの?」





ルキ「まだ
決まっていないんだけど、
体育祭が終わったら、
告白しようかなって」





ゆなな「いいじゃん!
応援してるからね!」













――――― 約2週間後 ―――――





・*。・ 体育祭 本番 ・。*・





短距離走では、
走るのが苦手な私は、
堂々のビリでゴール。





学級対抗リレーでは、
足が速いタイヨウ達のおかげで、
3組中2位という結果だった。





そして最後は、
借り物競争。





練習では
行われなかったため、
一発勝負だ。





いよいよ、
タイヨウの番。





タイヨウ「(お題は・・・
何かを伝えたい人!)
ルキ! ちょっと来て!」





ルキ「何?
ちょっと待っ・・・!」





タイヨウ「ルキ、好きです。
付き合ってください!」





ルキ「え・・・?(夢なの?)」





マスク越しでも、
タイヨウの本気度が
伝わってくる。





タイヨウ「/////」





ルキ「私も、タイヨウが
好きです、大好きです!
付き合ってください!」





ルキ・タイヨウ「お願いします!」





生徒「キャ~!」





そういえば、みんなに
見られていたんだった!





それにしても・・・





ルキ「私から
告白したかったのに~!」





タイヨウ「早い者勝ちだな!」





でも、タイヨウから
告白してもらえて、





超~嬉しかった!





後から聞いたんだけど、





タイヨウもゆななに、
ルキが好き! って
相談していたんだって!





それにしても、
借り物競争で告白なんて、
不器用なタイヨウらしい!





でもね・・・、
そんなところも大好き!







*end*

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