書道教室の伝統

CAST近藤 結良近藤 結良

作者:くれぱす

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.09.29

こんにちは!
近藤ユラ中3です!





私は週に2日、
書道教室に
通っています。





今日は
書道の日です!





ユラ「こんにちはー!」





先生「こんにちは~」





準備をし、
練習を始めた。





ユラ「うんうん!
今日は
調子がいいゾ!」





しばらくして
休憩をとった。





その時、仲が良くて
タメ口で話せる先輩、
シズクちゃんが
話しかけてきた。





シズク「ユラももう
3年生になったから
教えちゃおうかなー?」





ユラ「え、なになに?」





シズク「ここの書道教室で、
お互いに、半紙に
伝えたい言葉を書いて
告白すると
永遠に結ばれるの!」





ユラ「何それー?
初耳ー!」





シズク「ハアトくんと
やりなよ!」





ユラ「ちょっ、
シズクちゃん
声大きいよ~」





シズク「あ、ごめんごめん 笑
とりあえず頑張ってみて!
とりあえず練習再開しよ!」





ユラ「はーい!」





私はシズクちゃんに
教えてもらった話が気になり、
休憩後の練習は
あまり集中出来なかった。











・*。・ 近藤家にて ・。*・





ユラ「よーし!」





私は机の上に
習字道具を広げ、
筆を握った。





ユラ「よし! 完成!
・・・我ながら
恥ずかしいな 笑」





紙には
『ハアトくん。好きです。』
という文字。





ユラ「綺麗かって
言われたら
全然綺麗じゃないから
練習頑張るぞ!」













・*。・ 次の書道教室にて ・。*・





この日の書道教室は
運がいいのか
ハアトくんの隣で
やることになった。





けど、ここに来て言うのも
あれなんだけど・・・





私ハアトくんと一言も
話したことがありません!!





緊張して
上手く書けないよー!





ハアト「ユラちゃんだっけ?
字、綺麗だね」





ユラ「え!? え!?」





ハアト「あ、話したことないのに
急にごめんね」





ユラ「大丈夫ー!」





まさかのまさかの
ハアトくんから
話しかけてくれたー!





私が話しかけなければ
一生話さないと
思ってたよ~ 汗





ハアト「ユラちゃん
話してみると楽しいな、
LINE交換しない?」





ユラ「いいのー?
したい!」





やばい!
めちゃ進展すんじゃん!!!





この日をきっかけに
ハアトくんと
どんどん仲良くなった。





そして
私は決めた。





来週の書道教室の日に
告白する。





私はハアトくんに
OKしてもらうように
家でたくさん練習した。













・*。・ 告白当日 ・。*・





ユラ「ハアトくんやっほー」





ハアト「おう」





私は準備をし、
筆を握った。





ユラ「(小声で)よし」





書き終わった!





ユラ「ねえハアトくん」





ハアト「ねえユラちゃん」





ユラ・ハアト「「これ見てほしい!」」





ユラ「え?」





ハアト「同時に言ったね 笑」





ユラ「じゃあせーので
見せよ!」





ユラ「せーの!」





ユラ『ハアトくんのことが好き。』





ハアト『ユラちゃんのことが好き。』





ユラ「嘘でしょ?」





ハアト「ええ! やったー!」





私とハアトは
お互い筆を握り、





お互い半紙に





『はい、もちろんです』
と書いた。











*end*

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