ひとつ屋根の下で・・・

CAST足川結珠

作者：りあちゃ

2022.09.07

私、足川結珠!!
中学３年生です。

ある日家に帰ると・・・

「だっ、誰!?」

知らない男の人が
家にいました・・・

するとお母さんが、

「再婚するの」

私が幼い時に
お父さんは亡くなった。

顔も声も
覚えていない。

「えっ!?
なんで今？」

「仕事で
出会ったの・・・」

「お母さんが幸せなら
私は嬉しいよ！」

と言って
自分の部屋にかけこんだ。

＊．．．・・・＊．．．・・・＊

次の日・・・

「お母さんおはよう。
おっお父さんも」

「結珠ちゃん。
学校送っていきすよ」

そして、お母さんと、
新しいお父さんと
車に乗り込む時に

「この子が
結珠ちゃん？
可愛い!!」

「よろしくお願いします」

と双子の
イケメン男子が!?

「えっと、息子です」

と新しいお父さん。

えっ!!
ってことは兄弟に!?

片方はクールで
もう１人は、犬系男子。

理解が追いつかない中、
車に乗ると
お母さんが

「あと１ヶ月で
転校することになるの。
ごめんね。
家も、学校も
ちゃんとしたとこに
通えるのよ」

幼なじみのルワ達と
バスケの決勝があるのに・・・

優勝してスッキリして
転校するぞ！

・＊。・　学校到着　・。＊・

「おはようルワ!!」

「おはよう。
てか、誰？
こいつら」

「ユアンです」

「ナツで～す」

そして、ユアンとナツは
しばらく
私の学校にいるらしい。

「キャー。
好きな女子の
タイプいる？」

「かっこいい～」

２人は、女子に
かこまれるのが嫌で
私にくっつくと
みんな私をにらむ・・・

ずっと２人が
ついて来たので
ルワに会えず・・・

何とか抜け出し、
ルワと一緒にバスケをして
帰る時、

水を飲もうとして
水がいきよいよく飛び出て
服がびっしょり・・・

「大丈夫ｗ？　はい」

ルワがタオルを
かしてくれた。

「ルワくーん」

「はーい。今行く、
じゃあな」

あれっ
もしかして私
ルワのこと・・・

「ねぇユアン。
俺、結珠のこと
一目惚れしたよ」

「ナツが
結珠のこと好きなら
応援してる」

「サンキュー」

・＊。・　家　・。＊・

「ユアン君～ナツ～
おやつ作ったけど
食べる？」

「食べるよ！」

「食べて欲しいなら・・・」

バチャ

ユアンに
コーヒーがかかった。

やけどで
あとが残らないように、
急いで一生懸命手当てした。

「ユアン大丈夫？」

「///////」

ユアンは走って
自分の部屋に入った。

＊．．．・・・＊．．．・・・＊

次の日、親は新婚旅行で
お出かけしていたので、
ルワの誕生日パーティをした。

ユアンとナツも一緒に・・・

ルワを家に入れた。

「結珠っ!!
俺と付き合ってください!!」

３人同時にそう言った。

みんな真剣な目で
私を見た。

「私は、ルワがいいですっ!!
よろしくお願いします!!
ユアンもナツも
ずっと大事な兄弟だよ!!」

「俺はまだ諦めない」

とユアンが言うと、
ナツもそうだそうだ～
と言っていた。

「ルワ、大好き!!」

「オレもだよ」

＊ＥＮＤ＊