SDGsで黄色の勇気

CAST伊藤 沙音伊藤 沙音

作者:nan

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.08.12

私はシャノン。
中学2年生の地味な生徒。





あの子は
同じクラスのアヤカ。





スタイルも運動神経も抜群で、
小6からインフルエンサー。





SNSにはブランド服が
たくさんあって、
ウチと違ってお金持ちみたい。





隣にいるのはルワ。
アヤカのことが好きすぎて
「アヤカの忠犬」って呼ばれてる。





そして、あの優しく
微笑んでるのがレン。





ちょっと気になっているんだけど、
いつもじっと見つめているだけ・・・。





彼らとは話したこともないし、
これからも
関わらないと思っていた。













* ある日 *





アヤカ「ねぇシャノン、
遊園地行こうよ!」





シャノン「え・・・?」





あまりにも突然で
びっくりした。





アヤカ「見て!
チケット4枚あるの〜」





シャノン「あ・・・」
前から行きたかったけど、
高くて諦めてた遊園地だ」





アヤカ「何着ていこうかな〜。
ねぇ、映えるの着ようよ!」





シャノン「・・・えっ、
私そういうの持ってなくて
それどころか中学に入ってから
1着も買ってない」





アヤカ「そっか、
そしたら私の服あげるよ!
小学生の頃着てたやつ」





小学生って・・・





まぁたしかに
私は身長が低いけど。





アヤカ「レピピとかあるよ」





シャノン「・・・へぇ」





レピピか。
それはちょっと欲しいな。





私はアヤカの家に
行くことになった。













* アヤカの家 *





アヤカは地元に合う、
ほどよいイケ服だった。





アヤカ「この部屋の服、
全部いいよ!」





シャノン「わ・・・」





すごい量。





それに小学生とは
思えないくらい
大人っぽい。





アヤカ「多すぎるよね。
昔はすぐ買っちゃってたから。
でもね、最近はSDGs意識してるの!
これは親戚のお下がりで、
こっちはリメイク」





「へぇ・・・」





意外だな。





小学生の服は
貰いたくないと
一瞬思った自分が
ちょっと恥ずかしい。





アヤカ「はっ・・・!
ねぇねぇ、
この服どう?」





シャノン「かわいい・・・」
綺麗な黄色のトップス。
なんだかうきうきする。













* 着替え *





アヤカ「え、めっちゃ
かわいいじゃ〜ん!」





シャノン「あ、ありがとう」





思ったより
黄色が似合ってて、
自分でもびっくりした。













* 遊園地当日 *





レン「おはよう」





さわやかで
やわらかい挨拶。





シャノン「お、おはよう・・・」





挨拶すら初めてのレンと
遊園地だなんて。





アヤカ「ねぇルワ!
あれ乗りたーい」





ルワ「お、乗ろう乗ろう!」





ルワとアヤカは
仲良しだなー、





って、足速すぎ!





レン「僕、いつも
置いてかれるんだよね」





シャノン「そうなんだ・・・」





2人きりなんて
ちょっとドキドキするな。





レン「その服、黄色いね」





シャノン「え・・・?うん」





レン「・・・僕、、
黄色好きなんだ」





あまい、はずかしそうな、
告白のような言いかた。





シャノン「・・・へぇ」





私は照れないように
必死に押さえた。





シャノン「ねぇレン、
ジェットコースター乗ろうよ」





レン「え、シャノンって
絶叫とか乗るの?」





シャノン「ふふふ」













* 帰り *





ルワ「いや〜
今日は楽しかった〜。
アヤカと遊園地なんて
俺幸せ!」





アヤカ「お土産ウチまで
持ってって」





ルワ「え! アヤカん家まで
行っていいの?」





私も楽しかったな。





まだ緊張するけど、
レンと少し
話せるようになったし。





なんだかこの服が
私に勇気をくれていたような
気がする。





ルワ「おいレン
これ見て〜・・」





男子で話している隙に、
アヤカがヒソヒソと
耳打ちをしてきた。





アヤカ「ねぇ知ってた?」





異常に楽しそうな笑顔。





シャノン「・・・ん?」





アヤカ「レンって、
黄色が好きなんだよっ!」





シャノン「・・・!」





アヤカ「じゃっ!
私はルワと帰るから。
またね〜」





シャノン「ええ?
ちょっと待ってよ〜」





アヤカの足は
圧倒的に速かった。







*end*

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