2人の自分

CAST宮本 和奏宮本 和奏

作者:みぁ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.07.16

自分のダメなところ
いいところ。





・・・自分に必要なのは
本当にいいところだけ?







わかな「なっつみぃー★」





なつみ「おお! わかなってぃー」





ぎゅー!





わかなはリア充デス。
イケイケの高校生活をしていて
中学校のことは
思い出したくもない。















― 中学校時代 ―





リミ「わかなちゃん、
まだ給食
食べ終わってないの?」





わかな「・・・コクリ」





ナツ「トロいよなぁw
まじで早く食えよ」





わかな「・・・ごめんな・・・さぃ」





その頃は
いじめられてたわけでもなく、
ただ避けられていただけ。
ノロいキャラでやってきた。





だけど今は違う。
友達もいるし、
イケイケグループに入っている。
嫌われることもない。
あの子が来ることがなければ。

















・゜°・:・。・・・。・:・’・





わかな「今日も疲れたぁー」





イケてる人は、
メイクの研究や
流行のことを見逃さない。
明日の話題に
ついていけなくなるんだ。





わかな母「わかなー!
宿題終わらせた?」





わかな「終わらせたってばー!」





本当は終わらせてないけど
明日なつみに写させてもらおう。





今日はなんだかとても疲れた。
もう寝よう・・・。





??「わかなちゃん」





わかな「・・・あなた誰?」





??「中学校の頃のわかなだよ」





わかな「・・・っ!」





どう見てもわかなだ。





??「そうだね・・・
なかわって呼んでね」





わかな「ああ。うん。
・・・で、なかわ」





なかわ「なにかな。
わかなちゃん」





わかな「なかわは
私なのはわかるけど
一体私のなんなの?」





なかわ「わかなちゃんから見れば、
なかわは貴方のダメなところ」





わかな「・・・・・・だよね。
口調ですぐにわかった」





なかわ「私はわかなちゃんにとって
いらない?」





わかな「・・・いらないっ!
ダメなわかなは
もういないはずなの!」





なかわ「わかった。
本当にいらないか
試してあげる」





わかな「どういうこと!?」





――――目が覚めた。
あれは夢だったのか。

















・゜°・:・。・・・。・:・’・





なつみ「今日転校生が来るってさ!」





わかな「まぢで!
イケメンかなぁ」





先生「転校生を紹介します。
宮本なかわさんです
なかわさん入ってきて」





ガラガラ・・・。
どーん!





一気になかわに
視線が集まった。
転んだのだ。





クラスで笑いが起きた。
私も笑った。
自分なのに変な気分だ。





なかわ「えぐ。
ごめんなさぃ・・・」





ちょっとした事で
すぐ謝るこの癖は嫌われる。
クラスの反応はどうだろうか。





なつみ「大丈夫だよ。
そこ段差があるから
気をつけな」





ナツ「ドジっこも
ケッコーかわいいな」





男子「かわいいな
なかわちゃん」





・・・嘘っ!
でも、これもきっと
最初のうち。





そして、好きなナツも
てれてるし!





なかわ「よろしくお願いします」
ぺこり





なかわ「幼馴染だった
わかなさんの席の
近くがいいです」





先生「仲のいい子の
近くがいいわね」





なかわ「よろしくね。
わかなちゃん」





なかわ「わかなちゃん
一緒に帰ろ?」





わかな「え。うん」





なかわ「なかわね、わかなちゃんが
ナツ君のこと好きなのわかるよ?
でも、なかわも
ナツ君のこと好きなんだ」





わかな「えっ///」





なかわ「なかわはなかわで
行動するから
本当になかわがいらないか
ためしてみてよ」





わかな「わかった」





なかわ「じゃあ修学旅行で
どちらが先に告白して
返事がもらえるか」





なかわ「じゃあねっ!」
シュッ





わかな「・・・・・・」





それからナツと仲を深めるため
あいさつ、しぐさ、
できることは全て研究した。

















・゜°・:・。・・・。・:・’・





― 修学旅行1日目 ―





わかな「ナツ!」





ナツ「ん」





わかな「行動班一緒だねー♪」





わかなは運がいいことに
修学旅行の班がナツと
一緒なのです!





イケグループのなつみと
レンも一緒。





ナツ「だな」





わかな「うわぁっ!
あのキーホルダーかわいいー」





よぉし!
さりげなくボディタッチだ!





ナツ「行くか? うわあっ!」





わかな「早く!!」
ぐいっ。





ナツ(ドキドキ・・・)





わかな「これこれ!」





ナツ「んー。デザインいいから
俺も買おうかな」





わかな「おそろになっちゃうよぉー。
カレカノみたい///」





ナツ「・・・わかなとならいいけど」
ボソッ





わかな「?」





ナツ「なんでもない。買おうか」





なつみ「にやにや」





レン「いい感じだなぁw」

















・゜°・:・。・・・。・:・’・





― 修学旅行最終日 ―





なかわ「今日が告白の日だよ」





わかな「うん。負けないよ!」





なかわ「私は告白しない」





わかな「えっ!?
なかわが消えることになるよ!」





なかわ「ううん。消えない」





わかな「・・・?」





なかわ「頑張ってね、
わかなちゃん」にこっ





あれはどういう意味だろう。
それより告白は
いつどうやって
何を言えばいいか。

















・゜°・:・。・・・。・:・’・





― 就寝時間 ―





夜中だけど起きてるかな?
とりま呼び出そう・・・





――――― LINE ―――――
夜中にごめん。
話したいことがあるんだ・・・
みんな寝てるよね?
部屋の外出てくれないかな。
―――――――――――――――





震える指で送信ボタンを押した。
数分後返事が帰ってきた。





―――――――――――――――
うん。わかった。
待ってるな。
―――――――――――――――





緊張を胸に部屋の外に出た。
ナツがいた。





わかな「あの・・・ナツ・・・
えっと・・・」





言葉が出ない。





わかな「あの・・・」





なかわならきっとずっと
勇気があると思う。





いつも何処かに
優しさと強さが
瞳にあった。





「ううん。消えない」





その言葉の意味が
やっとわかった。





私には勇気がないんだ。





キラキラした場所にいて
いつも流されていた。





私にはなかわが
必要だったんだ・・・





ドジでマヌケな
なかわでも・・・っ!





(そうだよ・・・
私は必要なの)





何かが入ってくる感じがした。
途端に勇気が湧いてきて・・・





わかな「好きなの。
付き合ってください!」





精いっぱいの気持ちを込めて
告白した。





ナツ「俺も・・・好きでした」





なかわ。ありがとう!





そして私たちは幸せに
今でも付き合っています!







☆END☆

*ニコ学名作リバイバル*
この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。

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