nicola

キーワード検索

泣き虫の幸せ物語

CAST十文字 陽菜十文字 陽菜

作者:ニコラっ仔

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2026.06.26

私は十文字ひなの。
高校1年生です。





高1だけど、泣き虫・・・





「ひなの!」





そして、また今日も
大好きな人が私の名前を呼ぶ。





久野ナツ。私の好きな人・・・





ひとつ上の先輩だけど
幼なじみだから呼び捨て。





「ナツ、おはよう」





私があいさつをすると、





「おう」と笑顔で返してくれる。





私は、この笑顔が大好きだ。





でも彼は、私が恋心を
抱いているなんて思わず、きっと
【ただの幼なじみ】
とでも思っているのだろう。





「なぁ・・・ひなのは俺のこと、
【ただの幼なじみのお兄さん】
って思ってる?」





「えっ!?」





とてもビックリした。





彼がこんなことを言うのは
めずらしいし、





なにより私も同じことを
考えていたからだ。





「な・・・なんで?」





「いや、別に深い意味はないんだけどさ。
なんとなく知りたかったから」





「そうなんだ・・・///
ナツは【かけがえのない存在】かな・・・?」





「俺、そんなスゲー存在なの?」





ヤバい・・・
絶対引かれたよ・・・





そうだよって
言っておけばよかった。





「えっと・・・」





「うれしいよ。ありがとな、ひなの」





「ちょっと頭なでないでよ!
子どもじゃないんだし・・・///」





「ひなのはまだ、子どもだからな~」





「歳がひとつ違うだけじゃん!」





「そうやって、すぐムキに
なるところが子どもなんだよ」





「もう知らない!」





「怒るなって!
かわいい顔が台なしだろ?」





「・・・鈍感め・・・///」





「何か言った?」





「なんにも」





「はい??」













・*。・ 翌日 ・。*・





朝はいつも通りにナツと登校した。





今は社会科資料室に
資料を運びにいっている。





・・・ん? あれはナツ・・・
と、女子の先輩?





たしか、すごいきれいな人って
有名な・・・





でも、どうしてふたりが?





「何見てんの?」





「きゃあ!!」





「そんなビビんなくても・・・」





「だって、急にイルマくんが・・・」





「わりぃわりぃ」





安藤イルマくん。
私と同じクラスで、ついでに隣の席。





「で、何を見てんの?」





「えっ・・・/// 何も見てないよ!!!」





「うそつけ。
ばっちり久野先輩と
きれーな先輩いますけどー?」





「ぅ・・・」





「十文字って・・・
久野先輩が好きなの?」





「は!? 絶対違うから!///」





「顔赤いけど・・・?」





「違うって!! それより私、
資料室に行かなきゃいけないから!」





「いいよ。俺が持つよ!
ほら貸して?」





「あ、うん・・・ありがとね」





「別に・・・///」





「イルマくんって、やさしいね!」





「ばっ///
・・・お前のためじゃねーからな!」





「そうなの・・・?」





「・・・の・・・」





「え? ねぇイルマくん、
今なんか聞こえなかった?」





「俺は、何にも聞こえなかったけど?」





「あれ? 聞こえた気がしたんだけど・・・」





「十文字、頭だけじゃなくて
耳もおかしくなったか?」





「おかしくないですぅ!!!」





あの時、ナツがこちらを
見ていたなんて、全く気づかなかった・・・





そして・・・
きれいなあの先輩が
ナツに告白していたことも・・・













・*。・ 数日後 ・。*・





「・・・じ!! んじ!!
・・・じゅーもんじー!」





「ふぇ!? ・・・イルマくん・・・?」





「お前、気づけよ!!」





「あぁ・・・ごめんね・・・」





「どうした? 元気なくね?」





「ううん! だいじょうぶ」





とは言ったものの・・・





実は今、十文字は悲しいのです・・・





心が折れかけてます・・・





こないだの出来事を話します・・・・・・





「ナツ、おはよっ」





「・・・はょ」





「テンション低っっ!!!」





「お前は・・・」





「え?」





「お前はイルマと仲よくしてろ!!!」





「ちょっと! ナツ待ってよ!」





そう呼んだけれど
振り向いてはくれなかった・・・





さらにナツは
私を無視するようになった・・・





「十文字・・・ちょっと話があんだけど・・・」





イルマくんに呼び出された。





「いいよ」





「あのさ・・・
俺、十文字が好きなんだ・・・
冗談抜きに」





「えぇ!?!?」





「つきあってくれないか?」





「・・・・・・ごめんなさい・・・
私・・・私・・・ナツが好きなの・・・」





「だと思った。バレバレだっつーの」





「本当にごめんね・・・(泣)」





「なんで十文字が泣くんだよ!
泣きたいのは・・・俺だよ・・・」





「え・・・?」





「いいから行けよ!!!
久野先輩のとこに! 早く!!!」





「本当にごめんね!」





私は走った。
大好きなアイツの元へ・・・





体力のほとんどを使って。





「ナツ!!!」





「・・・ひなの・・・」





「ハァ・・・ハァ・・・
ナツ、あのね・・・ハァ・・・
私っ、ナツが・・・好、き」





「え!?」





「だから・・・
好きなの! ナツが!」





私がそう告げた瞬間・・・・・・





「・・・え・・・///」





私、ナツに抱きしめられてる・・・?





「俺もだ、バカ」





「グスッ・・・
バカじゃ・・・ないし///」





「泣き虫」





「ふぇ・・・
泣き虫ですよ・・・どうせ」





「泣き虫・・・好きだよ・・・///」





「うん・・・/// ありがと」





こうして泣き虫は
幸せになりました。







*end*

この作品は過去に投稿された作品をアレンジしたものです。また、掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

Like

この物語に投票する

十文字 陽菜が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!