ぶりっこだってかまわない！

CAST佐藤菜月海

作者：あいなん

2022.01.13

こんにちはぁ、
私はなつみ/////
二コラ学園の
中学１年生。

自分でいうのも
なんだけどぉ、
私、モテてるんだよね/////

ほら見て、
私が校門を歩くだけで、
男子がこっちを
じろじろ見てくる。

モブ男「なつみさん！
付き合ってください！」

ほら見てみて/////
朝から疲れちゃうなぁ。

なつみ「ごめんね。
でも、友達としては
好きだよ/////」

モブ男「はいっ!!!」

これは１人以外
みんなに言う言葉/////

その１人って
いうのはねぇ・・・

あっ！

なつみ「コウショウくーん！」

コウショウ「・・・おう」

なつみ「おはよう/////」

コウショウ「・・・お前さ、
ぶりっ子しなければ
可愛いと思うよ」

なつみ「ふん！
ぶりっ子なんか
してないもんっ！
ぷんぷん！」

コウショウ「ぶりっ子
治るまで
話しかけないし、
無視するから」

あーあ、
どうしよっかなぁ。

果歩「みて、
ぶりっこなつみだよ」

結良「きもっ、
無理だわー」

・・・・・・

私、嫌われてんだよね。

うん、シンプルに
つらいなぁ。

そうだ！
本当に
自分を変えよう！

・＊。・　次の日　・。＊・

なつみ「果歩！
おはよう！」

果歩「なつみ!?
お、おはよう」

なつみ「結良！
おはよう！」

結良「お、おはよう」

ダサ男「なつみさん！
付き合ってください！」

なつみ「あー、ごめん！
好きな人いるから！」

ニコッ

結良「なんか・・・」

果歩「いい人に
なってるよね・・・」

それからも
ぶりっ子はやめた。

そして今日は
コウショウ君に
話しかける！

なつみ「コウショウ君！」

コウショウ「なつみ、よう」

なつみ「やったー！
大好き！」

なつみ「あっ！」

思わず
言ってしまった。

コウショウ「俺も、な」

なつみ「へへ」

コウショウ「なんだよ」

なつみ「めっっっっちゃ
うれしい！」

コウショウ「俺も！」

＊ｅｎｄ＊