キミといっしょに合格したい

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:rino

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.11.22

こんにちは~。
私は髙橋カイラ。
受験生なの。





受験までは
時間もないし。





最近は
勉強づくしの毎日を
過ごしている。





そんな私の、
唯一の楽しみは、
コウショウとの
ビデオ通話だった。





コウショウとは
第一志望が
同じ学校なんだ。





毎晩毎晩、
必ず10時から始まる通話は、
長いと30分ぐらい続く。





そして、おやすみ、
で終わる。





私たちは8時から10時まで
2時間の勉強を目標に
頑張っている。
2人で約束したんだ。





だから、
会話の内容は、
分からなかったところの
質問などから始まることが多い。





最終的には
雑談するんだけどね。













・*。・ ある日 ・。*・





プルルルルルッ





おっ。





コウショウかな?





あ、やっぱり。





カイラ「もしも~し」





コウショウ『お疲れー』





今日もコウショウは
笑顔だ。





今日はふたりとも
順調に勉強ができて、
特に質問は出なかった。





コウショウ『今日、山本先生
転びそうになってたよなー』





笑いながら言った。





カイラ「あ、コウショウも
気づいてた?
笑いこらえるのに
必死だったよー」





コウショウ『うん、だよなー。
口元おさえてたもんな』





カイラ「え、見られてた?
恥ずかしい」





・・・・・・そんな風に話す。





コウショウ『じゃあ、おやすみー』





カイラ「うん、明日学校でね。
おやすみ」





そう言って
通話が終わる。





これが、勉強に必死な
私の楽しみなんだ。













・*。・ 次の日 ・。*・





コウショウ「カイラ、
ちょっといい?」





カイラ「うんうん、
いいよー?」





そうして
廊下の端っこに。





コウショウ「・・・あのさ、
夜のビデオ通話、
やめない?」





カイラ「・・・え、なんで?」





コウショウ「や・・・
ビデオ通話してる
時間があれば、
勉強したくて・・・」





うるるっ。





涙があふれる。





でも、なんとか
泣かないように・・・





カイラ「あ・・・そっか。
じゃあ、分かった」





そう言って、ぱっと
その場を離れた。













・*。・ その日の夜 ・。*・





カイラ「はぁ・・・」





全然はかどらない。





プルルルルルルッ





えっ・・・?





コウショウ?





でも、まだ9時半。





でも・・・





期待を胸に
スマホを見ると・・・





えっ、メアリちゃん?
モテモテの女の子。





カイラ「えと・・・
もしもし?」





メアリ『もしもーし。
ごめんね~。
コウショウくん
奪うみたいな形に
なっちゃって~』





カイラ「え?
どういうこと?」





メアリ『そのまんまだよ。
断られたでしょ?
ビデオ通話』





カイラ「え・・・
そうだけど、
なんで知ってるの?」





なんだか
嫌な予感がした。





メアリ『私が、やめてって
言ったんだよ』





カイラ「ええっと・・・
なんで?」





メアリ『私、コウショウくんのこと
好きなんだよね。
だからだよ』





カイラ「・・・・・・そっか」





メアリ『じゃ』





そう言って
電話は切られた。





・・・そんな・・・





なんでこんなに
悲しいのか。





その謎が解けるまで
そう時間は
かからなかった。





きっと・・・
私もコウショウが
好きなんだ。





失ってわかる大切さ。





どうして今まで
分からなかったんだろう・・・?





10時になっても、
電話はかかってこなかった。













・*。・ 次の日 ・。*・





カイラ「こ・・・
コウショウっ・・・
きのうね、
勉強はかどらなかったの。
その・・・ビデオ通話、
再開したいって、思って」





コウショウは1度ちらりと
メアリちゃんの方を見て、
ごめん、と一言。





カイラ「・・・分かった」





次の日も。
その次の日も。
電話がかかってくることは
無かった。





いつもコウショウから
かけてきてくれていたことと、
ごめん、と断られたことがあり、
自分からかける勇気も
出なかった。





それからなにもなく
1週間が経過してしまった・・・





そんなとき、
事件は起こった。





なんと、メアリちゃんが
放課後コウショウに
告白すると言うのだ。





あくまでまで
噂だけど・・・





結果は分からない、





けど。きっと、
成功だろうなぁ・・・





だって、あの
メアリちゃんだもん。













*。・----。・----・。*





その日の夜。





プルルルルルルッ





どうせ・・・
メアリちゃんだよね?





成功したよっていう
自慢かな。





そうだったら素直に
褒めてあげようかな。





そう思いながら
スマホを見ると、





え、コウショウ?!





カイラ「コウショウ・・・?」





コウショウは、
なんとなく
申し訳なさそうな
表情をしていた。





コウショウ『あのさ、
林に言われて、
カイラとの
ビデオ通話やめて、
それから勉強も
はかどらなくて・・・
その、失って分かる大切さ?
みたいなものがあって』





カイラ「うん、私も。
でもコウショウ、
やめようって言い出したから、
嫌われたのかなって思って」





コウショウ『その・・・これから、
また始めよう・・・?』





カイラ「もちろん!」





コウショウ『第一志望、
合格しような!
で・・・1つ
言いたいことがあって』





そうして顔を赤くした。





カイラ「ん?」





コウショウ『その・・・
好きで、さ。
付き合って、ほしい』





カイラ「ええっ、ホントに?
私も、好きです!」





そうして付き合うことに
なったんだ。













・*。・ 次の日の放課後 ・。*・





人気の少ない廊下の端っこで、
メアリちゃんと
そのなかよしの子が
話しているのが聞こえた。





ココハ「いやーまさか、
メアリがフラれるとはねー」





メアリ「やー分かってたけどね?
てか、コウショウくんのこと
好きなわけじゃないし」





リミ「え?
どういうこと?」





メアリ「だって、
カイラちゃんと
コウショウくん、
絶対両思いだもん。
なんか、ムズムズしてさー。
私が間に入って、どちらかに
告白させようと思って。
そしたら大成功して」





ココハ「そっかそっかー。
さすが!」





・・・え、そうだったんだ。





廊下の陰で
1人でびっくり。





メアリちゃん、
ありがとう!





メアリちゃんのおかげ、だね/////











*end*

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