私たちを繋いでくれたジンクス

CAST中山　あやか

作者：kono

2021.09.02

皆さんこんにちは！
nicola学園中等部２年生
中山あやかです！

今、３日後に行われる
文化祭の準備をしています!!

うちの学校の文化祭は
２つかわったことがあって・・・

ルワ「おーいあやか～」

この人は、保育園からの
付き合いで、
私の初恋の人。

でも、ルワは、モテモテで
私なんかダメダメで・・・

ルワ「あ～や～か～
どうしたんだよ。
ボーッとして」

あやか「あっ！
ごめん。
どうしたの？」

ルワ「あ・・・えっと」

カイラ「ルワく～ん！
一緒にやろ！
てか、文化祭一緒にまわろ～よ！
後、あやかちゃん
ちょっとだけ借りるね！」

この子は、カイラちゃん。

ルワのことが
好きみたいで、
クラスではモテモテ！

でも、裏の顔が
あるんだよね・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

カイラ「どういうこと？
なんであんたが、
ルワくんとはなしてんの？
彼女でもないのに！」

あやか「でも・・・」

カイラ「でもじゃない！
いい加減にしてよ！
私とルワくんが、
付き合えるように協力してね。
逆らったらどうなるか
分かってるよね」

あやか「うん・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

ルワ（あやか、
何かあったのかな？
さっきから
無理して笑ってる・・・）

あやか「で、さっきなんか
言おうとしてなかった？」

ルワ「俺と一緒に文化祭
まわってくれませんか？」

あやか「はい！」

（やった～！
どうしよ
おしゃれしなきゃ）

カイラ（くそ・・・）

・・・・・・・・・・・・・

あやか「どうしたの？
トイレに呼び出して？」

カイラ「どうしたのって
聞かなくても分かるでしょ！
協力してって頼んだのに！
どういうこと！
これは、その罰だと思ってね！」

ガシャ

あやか「やめて、
閉じ込めないで！」

バシャ

あやか「キャーッ」

カイラ「じゃあね！」

それから数分後・・・

ルワ「あやか！
あやか！」

あやか「ルワ。
寒い・・・怖い・・・
助けて・・・」

ルワ「これ着とけ。
何があったんだ？」

それから私は、
全てを話した。

そしたら、少しだけ
気持ちが楽になった。

・・・・・・　当日　・・・・・・

あやか（ルワどこかな～）

ルワ「おーいあやか！
行くぞ！」

（くそ・・・あやか
かわいすぎんだろ）

あやか（ルワ？
どうしたのかなぁ？）

ルワ「あ、あそこいこうぜ！」

それから私たちは
文化祭を満喫した。

司会「さぁ、今年も始まりました！
中学生の主張！
毎年恒例人気企画です！」

司会「では、そこのあなた！
前に出てきてください！」

あやか「えっ！　わたし～！」

そうなんです。
この学校の
変わっているところ
１つ目は、
あらかじめ
募集するのではなく、
司会が、あてること。

あやか（どうしよう。
みんながこっち見てる・・・
カイラちゃんも・・・）

ルワ「あやか～がんばれ～！」

あやか（やっぱり、
ルワは、優しいね）

「２年生中山あやかです！
ルワに、伝えたいことがあります！
私は、ルワのことが大好きでーす！
幼稚園の頃から
優しいルワが大好きです！」

ダッ

あやか「ルワ？」

ぎゅっ

ルワ「俺から言わせてください。
俺も、保育園の頃からあやかが、
大好きです！
俺と付き合ってください！」

あやか「はい！」

ルワ「あやかに、
結婚の申し込みをします！」

みんな「わーっ！
おめでとう！」

カイラ「ちょっと、
どういうこと！
ルワくんのことが好きだから
協力してって頼んだのに、
この嘘つき！」

ルワ「何が、嘘つきだ！
俺の大切なあやかに、
何してくれんだよ！
いい加減にしろ！
２度と俺たちの前に
出てくるな！」

カイラ「ご、ごめんなさい！」

ダッ

あやか「ありがとう！
ルワ！　大好き！」

・・・・・・　８年後　・・・・・・

２２歳のわたしの誕生日に、
結婚しました！

とっても幸せです！

そう、中学生の主張で
結婚の申し込みをしたカップルは、
絶対に結ばれるという
ジンクスがあるんです！

私たちもそのおかげかも！

みなさんは、中学生で、
結婚の話なんて、
早すぎると
思うかもしれません。

でも、私たちは、幸せです！

皆さんもnicola学園
どうですか？

＊ｅｎｄ＊