名探偵ここはの事件簿

CAST阿部 ここは阿部 ここは

作者:はまるちか

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.08.10

私は阿部ここは。
生徒会長やってます。





もうすぐ文化祭があるので、
今日は会合があるの。





生徒会と文化祭実行委員で
話し合うはずなんだけど・・・・・





「えっ?
マノカが来ない?」





「はい・・・
教室出るところは
見たんですけど・・・」





どうやらマノカが
行方不明らしい。





文化祭実行委員長が
いなくなってくれちゃ
困るんだけどな~。





隣に居るマノカの彼氏
(きゃー)南龍和くんが
心配そうにスマホを
見つめている。





「ラインも既読つかない。
どうしたんだろう」





「私、様子見て来るよ」





メアリが立ちあがった。





「ありがとう」





メアリが教室を出たのと同時に
文化祭実行委員のリミが
入ってきた。





「すみません。
HR長引いちゃって遅れました。
あれ?
皆どうしたんですか?
そういえばさっき
メアリ先輩が・・・」





「ごめん。
マノカが来なくて
探してもらってるの」





「そうなんですか!?」













*。・ 10分後 ・。*





「メアリ遅いね」





「マノカも来ないし・・・」





メアリとマノカは
なかなか戻ってこなかった。





私たちは全員で
2人を探すことにした。













*。・ 30分後 ・。*





「いました!
マノカ先輩は校舎裏の倉庫で、
メアリ先輩はマノカ先輩の
ロッカーで見つかりました!」





「なんでマノカの
ロッカーで!?」





すると、
向こうの方から
2人の言い争う声がした。





「マノカひどい!
こんなことするなんて!」





「私はやってない!
メアリなんて
みてないもん!」





「うそつき!
どうみてもわたしを
閉じ込めたのは
マノカにしかみえなかったよ!
どうせ私がマノカを
探しに来ると思って、
待ち伏せしてたんでしょ!」





「ちょっと待って。
どういうことか
説明してくれる?」





「ここは! 聞いてよ。
マノカがいきなり
私のこと掴んで
ロッカーに
閉じ込めたんだよ!」





「私はやってない!
委員会に向かおうとしたら、
いきなり目隠しされて
倉庫に閉じ込められた!」





「目隠しなんて
してなかったじゃん!」





「外したの!
ほら。これ!」





マノカが
目隠しを見せる。





一体どういうことなの?
どっちの言ってることが
正しいの?





ん?
この目隠しどっかで
見たことがあるような・・・













*。・ 数か月前 ・。*





「アム、その目隠し
可愛い~」





「でしょ?
限定品なの」





「アムって限定品
見つけるの上手いよね。
それどこで使うの?」





「考えてなかった・・・(笑)」





思い出した!





え。まさかアムが?





私はすぐに
アムにラインした。





少し気になることがあった。





『アムってミディアム位の
長さのかつらってもってる?』





すぐに返信がきた。





『もってないよ。
なんで?』





持ってないのか。





『少し気になることがあったから。
じゃあ、あの限定品って言ってた
目隠しは家にある?
同じのが学校にあったんだけど』





『あるよ。
他に同じのを持っている人が
いたんじゃない?』





そして、一緒に
目隠しの写真が
送られてきた。





何だ。
アムじゃないのか。





『なんでもない。
ごめ』





そこまで打った時、
違和感を感じた。





アムは私からのラインを見て
すぐに写メを撮って
送ったのかな。





だとしたら
返信が来るのが
早過ぎない?





ということは、
この写真は
今日撮ったものじゃ
ないってこと?





直接聞いてみなきゃ。





「あれ?
ここはどこいくの?」





「ちょっとアムん家
いってくる!」





ピンポーン





「はーい。
あれ? ここは」





「アム、
ちょっと聞いていい?
あの目隠しの写真って
今日撮ったやつ?」





「え?
そうだけど。
何いってるの」





「本当に?」





「だから本当だって・・・」





「アムちゃん!」





そこにはリミがいた。





「ここは先輩。
ここにいた」





「え? リミ」





「さっき、
マノカ先輩のロッカーから、
ミディアム位のかつらが
でてきました」





は? なんで
マノカのロッカーから
出てくんのよ。





「ごめんアム!
明日にして!」





私は急いで
学校に戻った。





「ここは!」





「メアリ!」





「これはもうマノカが
犯人ってことでいいよね。
証拠がたくさんあるもん!」





後ろではマノカが
泣きそうな顔をしている。





「本当にマノカが?」





私はそうつぶやいて、
落ちていたかつらを拾った。





「え。まって。
うそでしょ」





そこには、
衝撃の名前が
書かれていた。





そして、私はこの事件の
謎を理解した。





アムも呼んで、
学校の多目的室に
全員を集めた。





「で、犯人は誰なの!?」





「まあ、メアリ
おちついて」





そして私は深く
息を吸い込んだ。





「犯人はあなただね!」





私が指をさしたのは





「リミ!」





「・・・・・」





「まず、
リミと共犯者は
倉庫に待ち伏せをした」





「まって。
共犯者いるの?」





「うん。アムだよ」





みんなの視線が
一気にアムに集中する。





「待ち伏せして、
そこに来たマノカを
目隠しして倉庫に閉じ込めた。
リミはその後すぐにここに向かい、
アムは倉庫で待ってた。
そしたらメアリが
マノカを探しているのを見つけ、
アムは後を追った。
メアリがマノカの
ロッカーのところに来た瞬間、
アムはメアリをロッカーに
閉じ込めたの。
アムはその後、家に帰宅した。
2人が見つかるのは別に良くて、
見つかった後にマノカが
悪者になるようにしたというわけ。
かつらをマノカのロッカーの中に
いれたり、
目隠しはわざと外せるものにして、
目隠しされなかったことに
思わせるようにしてね。違う?」





「なんで私が犯人だって
わかったの」





「あなたのうっかりミスの
おかげですよ。
かつらに『りみ』って
きちんと書いてありましたよ。
それがなかったら、
2人の計画は
大成功だったと思います」





「・・・大正解」





「なんで。
リミどういうこと?」





「わたしだって、
ルワ先輩が好きだったの。
明るくて、優しくて。
マノカ先輩と付き合ってるって
聞いてすごく悔しかった。
だから、メアリ先輩を使って、
マノカ先輩を悪者にすれば、
別れてくれるって思ったから。
アムちゃんは悪くないよ。
私が無理やりやらせたような
ものだから。
・・・・・ごめんなさい」





ルワがリミに向かって
言った。





「正直リミを恋愛感情で
見たことはない。
けど、立派な後輩だとは思ってるよ」





リミは泣きだした。





「ごめんなさい。
ごめんなさい・・・・」





「もういいよ。
ほら。委員会始めよ!」





そして2ヶ月後、
文化祭は無事に終わった。







*end*

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