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2026.02.02

<私たちの未来、一体どうなる?>地球の未来を守る技術の開発基地「大成建設の技術センター」に潜入! <ニコラモデルの社会科見学>

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みんなは未来の自分たちの生活、どうなってたらいいなって思う?便利で快適な環境の中で生活できたら最高だよね。でもそこには、地球環境が整っていることが絶対条件! 今回は大手建設会社「大成建設」の技術センターにヒヨリ&リコが潜入!13のラボで行われている、地球環境を考えた最新技術の開発を見学させてもらったよ。 私達の未来の生活は、きっとここから生まれるんだって実感する、興味深い研究の数々をお届けするね! 

(左から)中3・崎浜梨瑚(リコ)、高1・白水ひより(ヒヨリ)

今回案内してくださったのは・・・大成建設・技術企画部/菅原歩さん

 

素敵なカフェ&テラスは木の温もりいっぱい♡それも環境配慮って本当!? 

まずヒヨリとリコが訪れたのは、大成建設さんが2023年にリニューアルした「タクトカフェ」と「タクトテラス」。木の温もりが感じられるおしゃれな雰囲気のカフェとテラスは、社員さんが一息ついたり、ワーキングスペースとして活用されているよ。

光が入って気持ちいい!

POINT!! ▶︎ 注目は木材が組み合わさったテラスの天井!日差しをさえぎることなく、ほどよく日陰を作ってくれて、木漏れ日を感じる気持ちの良い空間を作ってくれているの。風通しも最高!こんな素敵なオフィスで働いてみたい! 

ヒヨリ「どうしてこんなにいっぱい木を使っているんですか?」 

リコ「おしゃれだからじゃない?」 

菅原さん「いい質問ですね!木材を素材として使うのには理由があるんです!お二人は、“地球温暖化”や“脱炭素”って聞いたことはありますか? 

「地球温暖化」って?

人間が生活する中で多く発生させているのが二酸化炭素。その二酸化炭素を含む温室効果ガスが地球を覆い、地球の中に熱がこもってしまうこと、それが「地球温暖化」です。魚の穫れる場所が変わったり、異常気象が引き起こされるなど、その影響を身近に感じることが増えてきています。 

「脱炭素」って?

地球温暖化解消を目指し、いま世界中で二酸化炭素を減らす活動が盛んになっています。それが「脱炭素」です。日本では2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする状態、「カーボンニュートラル」を目指しています。 

ヒヨリ「でも、それが木材とどう関係しているんですか?」 

菅原さん木は二酸化炭素を吸って成長します。つまり木材を材料として使用することで、脱炭素に一役買っているというわけです」 

リコ「なるほど!この天井の木も、その一つってことなんですね」 

大成建設ではこのように、「脱炭素」に役立つさまざまな環境技術の開発に取り組んでいるんだって! 


ビジュ最高!!な映える橋も木材使用で環境にやさしいんです

次に2人が訪れたのは、「タクトブリッジ」。オフィスとラボをつなぐ橋が、またもや木で作られています。 

リコ「橋なのに、鉄じゃない!すごく映えていて、思わず写真を撮っちゃいました♪」 

ヒヨリ「まるで素敵なアート!木だけを組み合わせて強度を保っているところもすごいです!」 

菅原さん「見た目に加えて、この橋のすごさの本質は、“木材を使用することで、二酸化炭素の排出が抑えられている”ってことなんです」 

その橋の長さ、なんと26メートル!!超巨大な「タクトブリッジ」に2人も感動♡

大成建設の技術力が詰まった「環境配慮コンクリート」で未来の環境を変える! 

橋を支えるコンクリートの土台部分にやってきたヒヨリ&リコ。ん?一見、普通のコンクリートだけど……? 

菅原さん「こちらが大成建設の技術の中でもイチオシの“環境配慮コンクリート”です」 

ヒヨリ&リコ「コンクリートで環境配慮?どういうことでしょう?」 

菅原さん「コンクリートの材料の一つであるセメントは、作るときにたくさんの二酸化炭素を出してしまうんです。その量は、日本の二酸化炭素排出量のなんと4%!そこで大成建設が開発したのが、セメントを使わないで二酸化炭素をコンクリートの中に閉じ込める、新世代のコンクリート“T-eConcrete”です。T-eConcreteは4つの種類があって、この木造人道橋の土台に使われているのは、その中でも、二酸化炭素の排出量がマイナスになる“カーボンネガティブ”を実現するカーボンリサイクルのコンクリートなんです」 

ヒヨリ「そういえば、2025年のノーベル化学賞を受賞した研究も、二酸化炭素を吸着して貯蔵することができる材料の研究でした!」 

リコ「世界的にも二酸化炭素の削減や、温暖化の抑制に関する開発や研究に注目が集まっているってことなんだね」 

POINT!! ▶︎ 見た目はおなじみのコンクリートと同じなのに、二酸化炭素が閉じ込められてるんだって!道路、電柱、校舎、マンション、トンネル、橋やダム……、街のいたる所に使用されているコンクリート。それがこの「T-eConcrete」になれば、目指しているカーボンニュートラルの世界へと大きく前進しそうです! 


「T-eConcrete」であのロゴを作ってもらったよ! 

大きい!!

そして次に訪れたのが、機械化施工のラボ。ここは、コンクリート用の3Dプリンタを使い、T-eConcreteを材料に製品を作る施設! 

ヒヨリ「これがコンクリート用の3Dプリンタ!?」 

リコ「想像してたより、すごく大きい!」 

菅原さん「では始めますね。何の形ができるでしょう?」 

POINT!! ▶︎ この3Dプリンタでコンクリートの層を作り、重ねていくことで大きな柱や壁にしています。この技術を使えば、用途や形状、大きさなど、さまざまなニーズにあったデザインと機能の部材が作れるというわけ!

ニコ読のみんなにもおなじみのあのロゴが!!

リコ「待って!!ニコラのロゴだ〜♡」 

ヒヨリ「どんな複雑な形でも作れちゃうんですね」 

菅原さん「そうなんです。この環境配慮コンクリートを使った建物を増やしていくことが、脱炭素社会の未来につながると信じているよ!」 

なんと20層で重さ150キロ!!数日乾燥させて完成させたそうです。環境にもやさしいニコラロゴ、できました♡


未来型のオフィス空間!エネルギー収支がゼロのビルって!? 

そして最後に来たのが、大成建設の「人と空間のラボ」。中でデスクワークの社員さんがたくさん働いています(お邪魔しました!!)。この建物にも、「脱炭素」の工夫があるんです。 

菅原さん「この建物はゼロ・エネルギー・ビルディング(ZEB【ゼブ】)と言って、建物で作るエネルギーと使うエネルギーの収支が、年間でゼロになるビルです」 

ヒヨリ&リコ「エネルギーの収支がゼロ?どういうことですか?」 

POINT!! ▶︎ エネルギーとして主に使っているのが「電気」です。その電気を太陽光パネルを用いた発電でまかなっています。太陽光パネルと言うと、屋上に設置されたものがおなじみですが、ここでは窓ガラスと一体となった太陽光パネルが!窓ガラスと一体となった、自然光を取り入れられる画期的な発電パネルです。

太陽光パネルの窓!

POINT!! ▶︎ この建物で使う空調や照明などの電気エネルギーは、この窓や屋上に設置された太陽光パネルで発電した電気でまかなっています。確かに、こんなに大きな窓で太陽光発電できるなら、電気がいっぱい作れそう! 

オフィスにひっそり、お邪魔します♡

POINT!! ▶︎ オフィスエリアでも省エネの技術がいっぱい!太陽光を部屋の中に取り入れて明るくし、さらにLED照明はセンサーで感知して、人がいない部分は消灯するというエコな作りに。同様に冷房や暖房も、人がいる場所だけ自動で吹き出し口が開くから無駄なく、快適な環境が整えられるんです。まさに未来のワークエリア発想! 

「ZEB Navi」で電力量のリアルタイムを確認できる! 

POINT!! ▶︎ 「人と空間のラボ」の1階にあるのがこのモニター。ラボの中で今どのくらいの電力を作り、使っているのか、エネルギーの状況がリアルタイムでモニタリングできるんです。なんとこの建物が建設された2014年から今まで、作った電気のほうがプラスになっているというから驚き! 

リコ「太陽光が弱い、曇りや雨の日の発電はどうなるんですか?」 

菅原さん「晴れた日に作って余った電気をバッテリーなどに貯めておき、夜や天候の悪い日に省エネしながら使っています」 

ヒヨリ「なるほど、貯蓄できるのは良いですね」 

POINT!! ▶︎こういったZEB型の建物は日本全国に着々と増えていっています。新しい建物を建てる時だけではなく、古い建物をリニューアルしてゼロエネルギービルディングにすることも可能。今後ますますの広がりに期待が寄せられています! 


大成建設の取り組みを研究して、私たちも地球環境を考えよう! 

ヒヨリ&リコが体験させてもらった最先端技術は、ほんの一部。ほかにも、建物を地震や台風などの災害から守る研究など、さまざまな技術開発に日々取り組んでいます。 

ヒヨリ「私達が住む街にも、大成建設さんの技術が使われているかもね」 

リコ「そうだね。そして次世代を生きる私達は、地球環境についてもっと本気で考えなきゃね!」 

ヒヨリ「今日は、建設会社のお仕事は建物をつくるだけじゃないってことがよくわかりました」 

リコ「地球規模で役立つことをしているなんて感動でした。ありがとうございました!」 


素敵な笑顔で教えてくださった菅原さん、ありがとうございました! 

【もっと詳しく!!】ニコラTVでは動画解説版を配信中★

大成建設公式HP

Photo/Fujii Daisuke Hair&Make/Mai(Nord)Models/Shiramizu Hiryori,Sakihama Riko Text/Yamazaki Emiko

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