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音楽

2025.11.16

「すたぽら」がニコラネット初登場!【ベストアルバム『StarLight PolaRis THE BEST 2021-2025』リリース記念SPインタビュー♪】

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それぞれの推し曲を教えて!

——今回のベストアルバムのみなさんの推し曲を教えてください! 

Relu「僕は『SPIRIT』です。結構初期の方の曲ではあるんですけど、全員音域が違うんです。適正キーが違うというか。ということで作ったのがサビが全員メロ違うという。5部でハモっているんです。昔は自分のところを歌うので必死やったのが、周りとのハーモニーを感じながら歌えたな、ということだったり、わりと思いが強い曲なんで感情を込められました。改めてリレコーディングできて良かったなと思う曲ですね」

Coe.「リレコーディングで化けたよね」

Relu「うん」

Coe.「もっと弱々しかった気がする」

こったろ「なんかね、歌い方がバチッとハマってるよね」

Coe「ちむ(Coe.)は『SOAR』です」

如月ゆう「おー!」

くに「いいねー」

Coe.「『SOAR』は本当に大好きな曲です。こえ&れる(Coe.・Relu)の高い声が出るふたりと、低音組のこったん(こったろ)とゆうくんと、くにでサビのパートが2部に分かれているんですけど、下の3人も声を張らないといけないキーだし、僕らこえ&れるもわりと張らないといけないキーに設定されているので、感情がグワッと出ているんです。聴いていても歌っていても泣きそうになるような……。この曲は本当に浸りながら歌っていた気がします。自分も感情的になっていました」

こったろ「僕は『世界を救え!へっぽこ勇者のRPG』っていう曲ですね」

Coe.「えー!そうなの?」

こったろ「いいなと思ったのは、セリフがすごくパワーアップしたというか、変わって良くなってるんです。過去の音源を聴くと、そのときは多分全力だったと思うんですけど、暗さを感じたりとか、やっぱり演じきれてないのかなっていうのが、今見るとよりブラッシュアップできたかな、と思います。それをリレコーディングした結果、それぞれのキャラクター性が映えてるようなセリフだったりとか、より声色が明るくなってたりして、RPG の世界に入ってるキャラクターという像がはっきり出たような曲になったと思います。あと、この曲自体が結構サビのキーが高く難しい曲なので、これを歌うこともすごく低音組のメンバーは苦戦していたと思うし。そう考えるとみんなのがんばりが詰まった曲にもなってるんじゃないかなと、個人的に思っています」

如月ゆう「自分も何曲か迷っちゃうんですけど、すたぽらの中で一番好きなのが『StarLight』っていう曲で。1周年の時に出した曲で、北海道で運転しながらくにと一緒に聴きながら帰った思い出があります」

くに「聴いたね」

如月ゆう「僕たちのオリジナル曲の出し方ってYouTube に上げることだったんですけど、初めての CD を出した時に入れさせていただいた曲で、ものすごく思い入れのある曲です。それを今ここでまたリレコーディングできたっていうのがひとつ節目というか、大きな意味があって、良かったなと思います。これを歌う時はやっぱり色々なことを思い出します」

くに「いやぁいいな、『StarLight』の話(笑)。色々考えたんですけど、『僕らのヒーロー大作戦!』ですね。セリフ部分が当時も仲良くてワチャワチャしていたんですけど、5年分の僕たちの仲の良さが集約されてめっちゃ解像度高くなったイメージがあるんです。聞くだけで、『うわ、今のすたぽらだ』ってなると思うんですよ。そういうところにめちゃくちゃ成長を感じて好きだなと思います。あと最初の『はい 全員集合』っていうところのキーが高いんですよ。本当に当時は出なくてかなり苦戦したんです 。リレコーディングの時はさらっと出て『全然歌えるじゃん!』みたいな。自分の成長を本当に感じられた曲にもなっています。みんなももちろん成長してるからこそ、サビの明るさが本当に良くて。このリレコーディングを機に、より好きになった曲です」

——ベストアルバムはファンの方も聴かれたらきっと感動しそうですね。

くに「そうですね」

如月ゆう「変化はすごく感じてもらえるような気がしてます」

——今、音楽をやる上で大事にしていること、軸にしていることを教えてください。

くに「うまく歌うことももちろん大事で、今も練習しているんですけど、それも含めて聴いてくれた人に心がちゃんと届くように感情を込めて歌うように、ということは常に意識しています。僕はキャラもそうなんですけど、何でもかんでも素直なので、自分の弱さだったり、強がってる部分も全部含めて、歌に対してちゃんと向き合うというか……本音で全部見せることを大事にしてるかなと思っています」

こったろ「曲によって世界観とか、顔がやっぱり違うので、それに合った歌い方だったり、声色を意識して歌うようにしています。特にオリジナル曲の世界観を壊さず歌うように心がけていることが多いです。あと最近だと、自分は音域が広いので、オクターブ違いで歌唱を入れたりとか、少し自分の良さを入れた歌い方を心掛けています」

如月ゆう「自分も曲の世界観を知って、世界観に入り込んで歌いたいタイプです。それも大事だな、と思いつつ、カラオケで100点取れるっていう特技があって。技術的なところで違ったな、と思ったらその世界観から現実に引き戻される瞬間があるんです。なるべくそうならないよう、楽曲のいいところを全て理解して、自分だけでは理解しきれないところは他の人が歌っているのを聴いたり、本家さんをたくさん聴いて、その世界観を表現するのに損なわないような技術を身につけてがんばっていきたいと思いながら日々歌っています」

Relu「自分は作る側の人間でもあるので、誰かに伝えようという気持ちより、自分のほんまの核の部分、心から思っていることを書こうという気持ちがあります。伝えようと思ってしまうと、綺麗な言葉にしたくなるけど、そうではなくて、ほんまの感情を伝えられるように、ということは意識して作ってますね」

Coe.「僕は発想力が結構豊かなんですけど、自分で曲を作ったり、イラストが描けるわけではありません。でも、『こういう曲にしたい』とか、『こういうイラストでこういう動画にしたい』というイメージがくっきりあるタイプ。それを作り手のみなさんに伝えるということになるので、どうしても伝わりきらなかったりすることもあるんですけど、そこを突き詰めたいですね。僕たちが表現したいと思っていないものはやっぱりリリースしたくないので。それこそReluさんに作ってもらう時も、擦り合わせしたり、動画とかイラストの時もできるだけ言語化したり、参考になる資料を見つけたりして、自分の頭だけにあるものをいかに実現できるかを大事にしています。でも、イメージが湧かなくなったら、何もない人になってしまうので、できるだけイメージが尽きないように、いろいろなものを見たり、普段からたくさんのことを考えて生きるようにしてます」

➡︎次ページ すたぽらの中学時代エピソード★

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