
心の準備、本当にできている?娘と自分に問う“夢への覚悟”
もちろん、お母さん自身、女優という夢が甘いものではないと分かっているからこそ、「いろいろ辛いこともあるかもしれないけど、心の準備は本当に大丈夫?」と、”大きな夢を追うことに対しての覚悟が本当にあるのか”ということについて何度か話しているようです。しかし、えみちゃんはいつも「大丈夫!」と強い意思を持って真剣な眼差しで返答しているとのことです。
「どんなに大きな夢でも見るのは無料だし、自由!私にできることは全力の応援だけ」そう話すお母さんですが、時々キツい言葉をかけてしまうこともあるそうで……。
「せっかく応援しているのに、スマホばかりを見ていたり、がんばっているように見えなかったりするときは感情にまかせて怒ってしまいます。娘の気持ちを傷つけないためにも感情をコントロールして、もっと娘の声に耳を傾けようと心がけています」
時には本人の言葉に対して行動が伴っていないと感じ、イライラしてしまうことも。子を持つ親なら誰でも経験したことがあるはずです。そんな時こそ、一旦深呼吸をして冷静になることが大切!娘の気持ちを一番に考えて寄り添うことで、ちょうど良い距離感を保った関係を築くことができます。
どんな時もマナーを守る!宮﨑家の3つのルール
⚫︎何かを決めたら諦めないこと
⚫︎良いマナーを忘れないこと
⚫︎どんなに辛いことや試練があっても心の優しさを忘れないこと

旅行で新潟県に行ったときの写真。ふざけるときは一緒に全力でふざけて、楽しい時間を共有しています。
宮﨑家が大事にしている3つのルールとして、「何かを決めたらあきらめないこと」「良いマナーを忘れないこと」「どんなに辛いことや試練があっても心の優しさを忘れないこと」があるとお母さんは話を続けました。
「この3つを守ってくれていれば私は応援し続けるし、落ち込んだときは娘が元気になるように一緒にダンスをしたり、お買い物に出かけたり……彼女が笑顔を取り戻せるようにできる限りのことをするつもりです」
宮﨑家が掲げている3つのルールは、基礎的ですがとっても重要な約束です。特に印象的なのは「良いマナーを忘れないこと」。日頃から礼儀作法を心がけて行動させることで、自然と身につき、周りの人たちにも良い印象を与えることができます。子どもは親の行動を見て育つので、お母さん自身も背筋を伸ばして生活しているようです。
夢への向き合い方にはメリハリが大事!
最後に勉強との両立について聞いてみると……。
「テストがあるときは2週間前から友人と遊ぶ時間は控えて勉強してくださいと言っています」
将来どんな道に進むことになったとしても、やはり学力は大切。大きな夢を追っているからこそ、学生の本分である学業を疎かにしてしまうと応援にも気持ちがついていきません。そうならないために、母として言うべきことはしっかりと伝えることを大切にしているそう。勉強に集中させるときは集中させて、普段はやりたいことを自由にやらせるというメリハリがお母さんの夢への向き合い方ということでした。
➡︎次ページ 夢が具体的になった時、お母さんはどう向き合うべき?
中2・花岡穂果ちゃんママの場合










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