
親は適度に気分転換を
今回のアンケートで、ママたちの気分転換についても聞いてみたところ
「ママ友と話して共感してもらうとスッキリする」
「パパや祖母や愛犬に本音をもらして聞いてもらう」
「推し活をして発散」
「ひとりでご褒美ランチ」
と、皆さんストレス発散の術を心得ているようで、さすが大人!
また、娘とバトルしてもほとんどのママが「少し時間と距離を置いて、お互いに冷静になってから話す」を実践していました。
それには親野先生も太鼓判です。
「親も自分の気持ちを発散することはとても大切なことです。また、子どもとバトルになりそうになったときのクールダウンも大正解。イラッとした時点で深呼吸をすれば、そこからイライラに発展せずにすむでしょう。この深呼吸など、親が自分のアンガーマネジメントのテクニックをいくつか持っていると良いでしょう」
親野先生から頑張るママたちへのメッセージ
「『育て方が悪かった』と思わないでください。反抗期は順調に成長している証拠。反抗期ウェルカムと楽しむくらいの気持ちでいきましょう。子ども扱いをすると不必要に長引きますが、逆にリスペクトすれば自立していく時期ですので安心してください。今は大変だと思いますが、終わってみればあっという間ですよ!」
まとめ:反抗期の親の心得5ヶ条
1.共感的に聞く
2.一人の人間同士としてリスペクトして接する
3.イラッとしたら深呼吸
4.民主的な解決を模索する
5.書いて気持ちを伝える
親子関係は毎日のこと。大人である親がいち早く変わり、子どもの自立や成長を促せると良いですね!
<教えてくれたのは>
親野智可等先生(おやの・ちから)
Instagram14.6万人、X約12万人などSNS総フォロワー数約50万人を抱える教育評論家。教師経験をもとに、親子のリアルな視点を持ったプロとして、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上など、様々なお悩みに寄り添う発信が支持されています。著書は『親の習慣100 子どもの自己肯定感がどんどんあがる!』(グラフィック社)、『反抗期まるごと解決BOOK』(日東書院本社)など多数。
Text/Yamazaki Emiko










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