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2025.05.31

オーディションに合格したい子必見! 世界で活躍する振付師YUMEKIさんの夢を叶える生き方とは?

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ME:Iを生んだオーディション番組『PRODUCE101 JAPAN THE GIRLS』(以下、日プ女子)のダンストレーナーとして彗星のごとくあらわれたYUMEKIさん。あのイケメントレーナーは誰!?とときめいた子も多いはず! 

そんなYUMEKIさんは、ME:Iはもちろん、TOMORROW×TOGETHER、ENHYPEN、ITZY、Kep1er、TWSなど、日韓の超人気アイドルの振付を担当する世界的な振付師さん。5月29日に発売されるフォトエッセイ『ONE DANCE-世界で夢を叶える生き方-』では、日プの裏話やオーディションでの自分の見せ方などにも言及しているって! 

今回、ニコラ編集部が、夢を見つけて叶える方法をYUMEKIさんご本人に突撃インタビュー!


──中学時代はどんなキャラクターでしたか?

放課後、同級生たちが部活に熱中する中、僕は部活もせずにダンスばかりしていたので、ちょっと変わり者だと思われてたんじゃないかな。言い方を変えれば、珍しい人。「外でどんな活動しているの?」なんて興味を持ってもらえて、友達も多かったと思います。男女関係なくフラットに接していたので、交友関係は広く浅く、みんなと仲良くって感じでしたね。

──ダンスの授業では、クラスメイトから「教えて〜」と言われたりも?

中学2年の文化祭で披露するクラスダンスを体育の授業で練習するとき、これは僕の出番でしょう!って、誰かに頼まれたわけじゃないのに、曲決めから完全に仕切りました(笑)。曲はいろいろとリミックスしたけど…たしか、AIさんの『ハピネス』は入れました。みんな熱意を持って取り組んでくれて、居残りして練習したりしていたので、僕のクラスだけなんだか豪華な作品になったように記憶しています。

──学校のことには積極的だったんですね。

授業中に手を挙げるとかは絶対しなかったけど、得意なこと、好きなことに遠慮はなかったです。と言っても、僕がダンスを始めたのは小6の夏ですから、初めて2年程度。ダンス教室ではまだまだというポジションの中、それでも学校だとみんな頼ってくれる。クリエイティブの楽しさ、教える楽しさ、一緒に作り上げる楽しさはこのときに知ったと言っても過言じゃないですね。

──本では、ちょうどその頃に人気スニーカー「瞬足」のPRメンバーのオーディションに合格し、活動していたと載っていました。また日プ女子では、トレーナーという指導者の立場で、オーディションを勝ち抜くためのサポートをされていましたよね。ニコラでもちょうど今、ニコラモデルオーディションをしていて、モデルになりたい子、将来芸能界で活躍したい子が大きな夢を持って続々と応募してくれています。オーディションに受かるコツを教えて下さい!

僕の場合、ダンスを始めたのが小6と遅めだったので、とにかく落ちても、受けて、受けて、受けまくる!って感じでした。当時は必死でしたが、今思えば、一つ一つのオーディションが経験値をアップさせていたのかなと思います。

こうして現在、オーディションを評価する側の立場になって思うのは、『第一印象が大事』ということです。オーディションは、ものすごい人数の中から勝ち残る必要があります。実力やスキルがあっても、印象に残らないと意味がないんです。その点、キャラクター、服装などのビジュアル、声など、その子が持つ個性すべてが一致したときのインパクトは絶大です。そこの勝負はたったの数秒。覚えてもらえたら勝ちみたいなところがあります。そのためには、自分を研究し、いかに表現できるかが何よりも重要だと思いますね。

──YUMEKIさんは日プでの熱い指導が注目されていましたが、練習生たちにどんな声掛けをされていましたか? また練習生たちは、どんな努力をしていたのでしょうか? 

「スキルはあって当然。そこに+アルファができるようになろう」と伝えていました。教えられたことをそのままやられても、評価する側は正直おもしろくないんですよね。どれだけ自分なりの表現を入れられるかが大事。練習生たちも、その“付け加えの個性”の部分を頑張っていました。表情、体の使い方、気持ち、見た目の持っていき方…、できることはすべてぶつけましょう。

──過去にあったお仕事で、印象的なアーティストはいますか?

ME:IのRANちゃんはすごく良いですよね。ダンスを小さい頃から習っているから、基礎ができているし、それに加えてダンスに深みもあります。知識も豊富で、音楽の捉え方の間口が広く、結果的に曲に対する理解も優れています。どんな振付を与えられても、すべて自分の色にできるのはRANちゃんの強みだと思いますね。


──では最後に、夢をまだ探し中という子に、アドバイスをお願いします!

新しい世界に飛び込むのはとても大事なことです。たとえ今はあまり興味がないことでも、挑戦してみたらすごく楽しいかもしれません。僕も習う前まではダンスに対してピンと来ていませんでしたが、一度やったらすごくハマって、今まで突っ走ってきています。中学生当時は、10年後世界でダンスの仕事をしているなんて想像もしていませんでしたよ! そんな僕が言えることは、「何ごとも食わず嫌いはダメ」ということ。心をオープンに、まずはやってみることです! 

中高生は可能性のかたまりです。今やりたいこと、興味のあること、何でもやってみましょう。ダンス、歌、演技、スポーツ、勉強、ファッション、メイク…なんでもいいです。少しでも自分の気持ちが動く、そこを大切にしてみてください。それが大人になったとき、役に立つときが来るかもしれませんよ!



夢につながるヒントは、YUMEKIさんのフォトエッセイ『ONE DANCE-世界で夢を叶える生き方-』にまだまだ詰まっています! ME:Iが誕生した日プ女子の秘話もいっぱい! 夢を叶えたい子のバイブルとして、是非読んでみてね。

YUMEKIさん初のフォトエッセイ
『ONE DANCE−世界で夢を叶える生き方−』

やや出遅れてダンス人生をスタートさせ、その後、がむしゃらに走り続けてたどり着いた「世界」。若くして有名アーティストから指名される振付師にまで上り詰めたのはなぜか。夢を叶える生き方を語り尽くしています。表紙の帯のME:IのMOMONAちゃん、RANちゃんからの推薦コメントにも注目〜!

https://amzn.asia/d/ecUIGAo


PROFILE

YUMEKI(ユメキ)

本名・竹中夢生。1999年11月12日生まれ。神奈川県横浜市出身。小6でダンスと出会い、高校では日米を行き来しながらダンス修行。高校卒業後はプロのダンス講師として中国を中心に活動し、その後、韓国のトップダンススタジオ「ONE MILLION DANCE STUDIO」に所属。日米の人気アーティストの振付を数々担当。2023年には『PROFDUCE 101 JAPAN THE GIRLS』のダンストレーナーとして話題に。現在も新たな可能性に挑戦を続けている。

Photo/Aoki Noboru[Shinchosha] Hair&Make/Tadatomo Kenya[Linx] Stylist/moena Text/Yamazaki Emiko

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