
ICEx、そしてニコラメンズモデルとして大活躍中のリョウスケが初のドラマ出演決定! ドラマ『六月のタイムマシン』(BS12 トゥエルビ日曜21時30分~)で秀才・富永一茶を演じているよ! IDOL Beauty連載とはひと味違う“俳優・八神遼介”の姿をお届け!!
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──ドラマ初出演おめでとう! まずは作品の見どころをニコラ読者へ向けて教えて下さい!
「登場人物は学生が多くて、僕も高校生の役。ニコラ読者のみんなにも親近感を持って観てもらえる作品だと思います。将来を考えるシーンは自分に照らし合わせることもできるかも。“青春SFミステリー”がテーマの作品で、ミステリー要素もすごく大きいので最後まで飽きずに楽しめるんじゃないかな。あとはやっぱり、僕が出演する初めてのドラマなので! みんなにも観てもらいたいと思っています!」
──一茶は知的な役柄ですが、声の出し方で意識したことはありますか?
「そうですね、一茶は淡々としていて冷静なキャラクターなので監督からも抑揚をつけないようにというご指導いただいて。できるだけ気を張らず、でも重心がある低い声というのは意識して演じていました」
──主題歌はリョウスケと主演の志賀李玖くんが所属するICExの新曲『青と白』。どんな楽曲になっていますか?
「実はドラマをコンセプトに作られた曲なんです。歌詞が作品とリンクしていたり、演奏も“青春”の爽やかさを想起させる雰囲気になっています。良い意味で今までのICExっぽくない、バンド感のあるサウンドが新鮮です。タイトルの“青と白”はりっくん(志賀李玖)と僕のメンバーカラー。おしゃれで気に入っています。ドラマと一緒にぜひ聴いてもらいたいです!」


──ドラマ“初出演”ということで、八神流・台本の覚え方を教えて下さい!
「一度舞台に出演して演技経験はあったんですけど、ドラマは本当に初めて。稽古がなくて、撮影現場でいきなり演じるということがすごく不安でした。特に僕が演じた一茶はセリフ量がとにかく多くて。短ければ前日に入れたかもしれないけど……さすがにできなくて。台本をいただいた時から少しずつ覚え始め、毎日撮影があったので、明後日のシーンを常に予習していました。覚え方は本当に普通。声にも出さず、勉強の暗記みたいに手でセリフを隠して。あとはカラオケで覚えることもありました。最初に少し歌って、歌い疲れたら台本を覚えて、最後は<湘南乃風>を思いきり歌って(笑)。台本を覚えることを嫌になりたくなくて。好きなことと一緒にやったら楽しくなると思ったんです。元々時間があったらすぐカラオケに行くので、その時に覚えちゃお!と思ったことがきっかけなんですけど(笑)。自分に合った方法でした」
──今作『六月のタイムマシン』は謎解きの要素もありますが、リョウスケ自身、謎解きは得意なタイプ?
「あまり得意ではないです(笑)。なんか、難しい(笑)。謎解きもそうですけど“人狼ゲーム”とかを友達と一緒にやっていても笑っちゃうんです。楽しくなってきちゃって(笑)。すぐカマかけたり、勝負に出ちゃうタイプ。でも大体バレて、負ける(笑)。人狼で勝ったことはありません。もしくは市民ばっかり。本当は占い師がやりたいんですけどね。ミステリー作品もすごく好きなのでよく観ますし、小説も読みます。でもいつも犯人はわからない。なんか毎回、信じ込んじゃうんだよな……。」

いつものりっくんじゃないと思ったし、やっぱり彼はすごく人柄が良いので
──ドラマ撮影現場での志賀くんの印象はどうでしたか?
「りっくんは普段グループで一緒に活動しているときは最年長。チームをまとめる役割にいる人です。ただすごく……なんていうのかな、ラフな部分もある人で。僕は今16歳で、りっくんは今年21歳。そんな年齢差を感じさせないで接してくれる部分があるので、普段は“可愛い”と思うこともあるんです。今回お芝居を一緒にすると決まったときに、どんな雰囲気になるんだろう、と思って。グループで活動しているときとは別の撮影現場で会うので、“いつもの感じ”でいるのも違うよなぁと……どうしようかなと思っていました。でも、本番がかかった瞬間に役になっている姿を見て……ああ、いつものりっくんじゃないと思って。りっくんの知らない部分を知ったというか。あとはやっぱり、彼はすごく人柄が良いので。主演として他のキャストみんなをまとめていました。それは天性のものだなと思ったし……尊敬、でしたね」
負けず嫌いすぎて可愛い一面は、僕しか知らないはず(笑)。
──逆に、リョウスケしか知らない志賀くんの一面はありますか? 八神家・実家にお泊まりをしたとか……?
「はい、来ましたね、実家に(笑)。メンバーなら知っていると思うんですけど、りっくんってすごく負けず嫌い。実家に来た時に僕の家族4人+りっくんでゲームをしたんです。僕とりっくんでゲームしていて、負けず嫌いな面を出すのはまぁ普通じゃないですか。ただ、僕の姉が結構ゲーム上手で(笑)。負けることがものすごく嫌だったらしく、“ちょ、もう1回!”みたいな感じで永遠勝負していて(笑)。負けず嫌いなことは知っていましたけど、今日初対面の僕の家族にまでに出すんだ、ここまでとは……と思いました(笑)。そんなりっくんってやっぱりすごく可愛いですよね(笑)」



『六月のタイムマシン』クエスチョン!
Q.“六月”と聞いて思い浮かぶものは?
A.梅雨。あとはー、カタツムリ!
Q.タイムマシンがあったとして過去と未来、行けるならどっち?
A.断然過去派。
「2歳くらいに戻って早いうちから色々始めておきたい。小学生の頃、少しだけサッカーを習っていたんですけど、始めたのが高学年で。やっぱり昔からやってる子には到底勝てなかったんです。2歳に戻って、サッカーもやりたいしダンスも始めたいし勉強もちゃんとしたい。本当にずっとゲームばかりしてきた人生なので……。あとはもうちょっとこう……“陽気な人”になりたかったので、人と話す機会を増やして計画的に人生設計していきたい(笑)。下積みって大事だと思うんです。だから過去!」
Q.忘れられない夏の思い出は?
A.地元のお祭り。
「中学生の頃、友達みんなでお祭りに行く計画を立てていたんですけど、自分以外ほとんどカップルになってしまい、一緒に行く人がいなくなっちゃった。邪魔できないし、どうしようと思っていたら一人だけ僕と同じ境遇の友達がいて(笑)。結局家でゲームをしつつベランダから祭りの花火を眺めました(笑)。一番仲のいい友達だったので結果的にすごく楽しかった。忘れられない、いい思い出です(笑)。それと、実は僕が今の事務所にスカウトされたのも地元のお祭り。“夏のお祭り”は今の僕が始まった瞬間でもあります」

★ 取材日こぼれ話 ★
現場のスタッフさんとニコラ取材チームが挨拶を交わすと「八神さんの受け答えが素晴らしくて。16歳とは思えないくらい大人っぽいですね!」と他媒体での受け答えを絶賛! その話をすると「やめてください」とちょい照れなリョウスケでした★


Information
ドラマ『六月のタイムマシン』(BS12 トゥエルビ日曜21時30分~)
“幼なじみの死”を防ぐため、タイムリープを繰り返し事件の真相へと迫る青春SFミステリー!

<STORY>
祭の開催を知らせる町内放送が響く中、高校生の柏木蒼(志賀李玖)は、幼なじみの琉青(松本大輝)、一茶(八神遼介)、桃花(小浜桃奈)、みどり(佐藤京)、茜(矢嶋由菜)と久しぶりに顔を合わせていた。「今夜、直墨が殺される──」皆を集めた琉青からの言葉に、動揺を隠せない蒼たち。琉青は同じく幼なじみである直墨の死を目の当たりにし、彼の屋敷の地下にあるタイムマシンを起動し、「今」へ戻ってきたという。さらに、蒼を含む6人全員がタイムリープを経験していることが判明し…。蒼たちは「これから起きる幼なじみの死」を防ぐため、タイムリープを繰り返し、事件の真相へと迫っていく。
©「六月のタイムマシン」製作委員会 © 秋口ぎぐる/グループSNE
Photo/Kusumoto Takaki Stylist/Kyu Hokari Hair&Make/Ryo Matsuda(Y’s C)