
ライブレポ
2025.04.23
【Snow Man】この9人だったからここまで来れた!『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』記者会見レポ!
4月19日(土)、20日(日)にスタジアムライブ『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』の国立競技場公演を大成功に収めたSnow Man。一度の公演で約7万人を動員する国立競技場での有観客ライブは、STARTO ENTERTAINMENT所属アーティストでも過去にSMAP、嵐(※旧国立競技場)の2組だけしか例のない、とりあえずものすごいことなのだ。ここでは初日公演終了直後に行われた記者会見の様子を、ほぼ全文でお届けします!
※この記事には『Snow Man 1st Stadium Live Snow World』公演本編に関する記載はございませんが、一部コメントにより演出のネタバレがあります。
後日ライブの様子もアップ予定! お楽しみに!
煌びやかなピンクのライブ衣装で報道陣の前にあらわれたSnow Manの9人。会見前に行われたフォトセッションでは、カメラマンからのポーズや目線のリクエストに「はい!」、「もちろんです!」と笑顔で応えてくれ、Snow Manらしい気さくな人柄が垣間見える場面も。会見ではコメントしているメンバーの方を向いて話を聞き、相槌を打ったり、時にツッコミを入れたり、ボケに便乗したり。メンバー間の固い信頼関係と、ファンや関係者への思いやりを随所に感じられる、とてもあたたかな会見でした。

初日公演を終えた、今の気持ちを教えてください。
「感無量って感じです」(深澤くん)
「すべての運命が今日につながってた」(ラウールくん)
「夢にまで見た景色」(佐久間くん)
「もっともっと続けばいいのに」(目黒くん)
「メンバーカラーの順に並んだ花火が綺麗すぎて、うるっときました」(阿部くん)
〜Snow Manコメント〜
深澤辰哉くん:本当にこう…メンバーも挨拶で言ってましたけど、自分たちが国立でライブできるとはやっぱ思わなかったですし。まあでも5周年というタイミングで、国立に立てたことはすごくやっぱ嬉しかったですし、すごい素敵な景色が目の前に広がってて。感無量って感じです。
― どんな景色でしたか?
向井康二くん:うわ、大喜利ですか?ええ?(笑)
ラウールくん:どんな景色でした?(笑)
向井くん:どんな景色?そうですねぇ。お腹空いた時に食べたラーメンで、汁をいっぱい飲んで、最後まで飲み干して。あの、(ラーメンの器の)底あるやん、「ありがとうございました」って書いてあるやん。
佐久間大介くん&目黒 蓮くん:長いなあ!(笑)ありがとう!(笑)
向井くん:俺、最近バラエティがわからんねん!(泣)
― ラウールくんは公演の最後に「奇跡」だとコメントされていました。
ラウールくん:いや、本当に奇跡だと思います。自分たちがこの会社に出会えて、で、Snow Manになれて、ファンの人とか関係者の皆さんに出会えたっていう、もうすべての運命が今日につながってると思うので。そういう意味ですごい奇跡的な景色だなと。
― それが涙につながったのでしょうか?
ラウールくん:涙ですか?たしかに、ちょっとうるっときちゃいましたね。
佐久間くん:最後のところで、ゴンドラに乗って上の方から会場のお客さんをバーって見たんですけど、この景色、夢にまで見た景色だなと思って。もうそこでやっぱ感極まって号泣しちゃいましたね。泣きながら歌いました。でもそれだけの人が来てくれたのは嬉しかったですね。
― 目黒くんもグッときてましたね。
目黒くん:はい。
Snow Man:(目黒くんの素直な返事に笑いながら)「はい」って(笑)
目黒くん:結構引いて改めてファンの皆さんを生で見た時に、本当に当たり前じゃないこの今の状況、“国立でできている僕たち”っていう。本当にただただ感謝しましたし、ちょっとでもこういう楽しい時間がもっともっと続けばいいのになと思いながら、ライブしてました。
― 7万人ってどんな風に見えるんですか?
向井くん:まあ人が7万人いて…。
深澤くん:おい!(笑)そうだけど!
佐久間くん:ペンライトの海がすごい綺麗でしたね。泳ぎたかったです、あそこで(笑)。
― これまでの公演と違ったのはどんなところでしょう?
Snow Man:外⋯⋯
佐久間くん:だから風が気持ち良かったですね。MC中にも言ったんですけど、風がぶわーってきた時に「あ、外なんだ」っていうのを改めて実感するっていうのが。
渡辺翔太くん:あと、セットリストの決め方とかも、日没の時間帯とかを計算して「あ、ちょっと夕暮れっぽかったらこういう曲じゃないかな?」っていう、時間を見るっていう。でもこれは結構ラウールとふっかさんがかなり率先して。2人が前に出てくれて、意見をまとめてくれたりとか。2人が率先してめちゃくちゃやってくれてました。
深澤くん:あと、シンプルに僕たちも今日初めて見たのが、一番最後の花火。リハーサルではやらなくて、いざ本番の、あの最後のタイミングで、皆さんと一緒のタイミングであの花火を見るっていうので。「うわ、綺麗だな」と思ってパって見たら、阿部ちゃんが大号泣してて。
阿部亮平くん:あの花火、綺麗なだけじゃなくて、Snow Manのメンバーカラー順に並んでたんですよ。綺麗すぎて。ちょっとうるっときちゃいました。
今回の公演の演出のこだわりを教えてください。
「嵐の松本 潤くんにアドバイスをお願いして、非常に勉強になりました」(ラウールくん)
「(松本さんに)あおりの声色1個まで監修していただいた」(渡辺くん)
「ソロ曲での“間”は、潤くんではなく僕の監修によるものです」(宮舘くん)
「監修を通して、潤くんからたくさんの愛を受け取りました」(阿部くん)
「メンバーからマーチングバンドをやりたいと提案しました」(佐久間くん)
「スタッフさんもほんまに頑張ってくれています」(向井くん)
〜Snow Manコメント〜
深澤くん:これはもう、ラウールが。
ラウールくん:はい。今回は嵐の松本 潤くんが監修に入ってくださっていて。国立競技場っていうキャパで、自分たち初めてやるんですけど、やっぱり嵐さんがもう何回も国立に立たれていて、その演出を松本くんがずっとやられていて。で、今回「アドバイスをぜひお願いしたいんですけど」っていうことを話したら、すごい、勉強になりましたね。国立での魅せ方っていうのと、ドームクラスでの魅せ方っていうのが全然違くて。それが非常に勉強になった準備期間でした。
― 松本さんには、Snow Manの皆さんからお願いしたんですか?
ラウールくん:そうです。(松本さんも)快く受けてくれました。
― 松本さんからは具体的にどのようなアドバイスがありましたか?
ラウールくん:具体的には…。うわ、なんだろう。もう本当にいっぱい。いっぱいすぎて、どれを抜粋したらいいか…。
向井くん:でも最近言われたんは、「立ち位置は、ギリギリまで待って着く」っていうのをね。
Snow Man:(笑)
向井くん:俺は早く着いちゃうんで。ギリギリまで我慢して、次の位置着くっていう。
渡辺くん:でも本当に各会場を熟知しているんだなって思ったのが、やっぱ最後(の練習や準備)まで本当になんて言うんでしょう、アドバイスというか。例えば僕だったら「渡辺のいつものあおりのトーンだとドームではいいけど、国立だとちょっと聞こえにくいかもしれないから、声のトーンを1個下げて喋ってみたら?」とかっていう、声色1個まで監修していただいて。だから本当にいろんな会場を熟知している偉大な先輩だなという風に感じることができましたし、勉強にもなりましたね。
― 松本さんは公演本番も観られたんでしょうか?
ラウールくん:そうですね。で、昨日もリハーサル一緒で、松本くんと僕たちのグループメールがあるんですけど、そこに2階席からのステージが全部見える写真が送られてきていて。“思い出写真を送ってくれたんだ〜”と思って「思い出ありがとうございます」って言ったら、「いや、客席からどう見えるか勉強しとけ」って(笑)。
佐久間くん:まじで6枚ぐらい送られてきました。
向井くん:あれは恥ずかしかったよねぇ(笑)。
ラウールくん:なんかエモいな~って。松本くんもちょっとエモい感じになってくれてるのかな~って思ってたら。
佐久間くん:わかるわかる(笑)。
向井くん:文章がないからね(笑)。
渡辺くん:思い出のノリのラリーをしてたら普通に怒られたっていう(笑)。
ラウールくん:叱咤激励(しったげきれい)を、はい(笑)。
― 松本さんはコンサートの時、一番上の席に行って確認するそうですよね。
佐久間くん:そうですね。本当にそれをしてくださってありがたいです。カメラ割りも「ここでお前(カメラに)ねらわれるから、ここ絶対外すな」とか。あんだけあるカメラ割りを全て覚えてるっていうのが、偉大すぎるなって思いましたね。
阿部くん:アトハー、そもそも…
深澤くん:ちょっと待て
ラウールくん:(「あとは」の発音が)「マドラー」と同じになってる(笑)
阿部くん:(正しい発音で言い直して)あとは、潤くんが監修するにあたってSnow Manの曲を全曲聴き込んでくれて、その曲の中から「こういう曲どう?」みたいな。「ここの盛り上げパートはこういう曲どう?」っていうアイデアをくださったので、本当にたくさんの愛を受け取ることができました。
― 本番前に松本さんから何かコメントはありましたか?
深澤くん:いや、本番前はもうかっこよく、楽屋でバーって「皆こうこうこうね」って言って。で、「じゃあ頑張って」って言って、こうやって(と、ノールックで手を振りながら楽屋を去る松本さんの様子を再現)。
向井くん:あれはかっこよかったね!
深澤くん:かっこよかったよね!
向井くん:あと今日、帽子を2種類持ってきてました(笑)。
ラウールくん:おい、やめろよ(笑)!
向井くん:あの、ゲネの時は、ハットだったんですよ、結構オシャレな。本番はちょっと、やっぱバレるの怖かったんですかね。キャップになってました(笑)。
佐久間くん:ていうか、待ってください。潤くんの話ばっかりじゃないですか! Snow Manの話、聞いてくださいよ!
渡辺くん:僕たちの見出しより(大きい見出し文字が)「松潤」とかになったら、本当に悲しい(泣)。
ラウールくん:(近くの記者に向かって)もうやろうとしてましたよね?(笑)
佐久間くん:悲しいな~。
渡辺くん:見出し「松潤」になっちゃうんじゃないの、これ(笑)?
向井くん:でも載っけてくれるだけでありがたい。
― すみません、最後にもう一つだけ。松本さんからの感想はいかがでしたか?
Snow Man:まだ聞けてないんです。
佐久間くん:待ってくれてるんで。
阿部くん:(ライブが終わって)直でここ(会見場)に来たので!
― 宮舘くんのソロ曲での、あの“間”は演出ですか?
宮舘涼太くん:いや、そうなんですよ。今初めて喋るんですよ。
向井くん:それは自分次第や!(笑)
宮舘くん:いや、あの間は演出ではなくて、僕の間なので。僕が、監修しました。
― 岩本くんは待っている間、ずっと腕を上げたポーズのままでしたよね?
岩本 照くん:そうです。リハーサルと全然違かったのでびっくりしました(笑)。
― マーチングバンドについてはいかがですか?
佐久間くん:メンバーからやりたいっていうのを伝えて、「じゃあどういう曲が合うかな?」とかを、メンバーみんなでとか、松本くんが一緒に参加してくれて探したりとかしましたね。「スタジアムで言ったらこういうことしたい」みたいな夢が詰まってたので、実現できて良かったですね。
― 岩本くんはドラムも披露されましたね。
佐久間くん:かっこよかった!マジで!
岩本くん:気づいたらドラムやることになってて(笑)。
― 衣装のプロデュースを担当されたラウールくん、こだわりを教えていただけますか?
ラウールくん:そうですね、もうまさに松本さんのご指導で。外だし、皆の見え方がちっちゃいから、とにかく“目立ってくれ”っていう。“青空から立つ色にしてくれ”っていうことは、すごい強く言ってくださいました。
佐久間くん:ね。この(会見の際に着用していた)衣装も色味をちょっと昨日よりもバージョンを変えてみて。
ラウールくん:昨日やってみて、ちょっとまだ薄く見えたので、濃いピンクを足す、みたいなことを。
佐久間くん:衣装さんがすごい頑張ってくださって本当にありがたいです。
向井くん:スタッフさんがほんまに頑張ってくださってます。


デビュー5周年となりますが、デビュー当時から振り返っていかがですか?
「ここまで来れたのは、応援してくださる方とサポートしてくれる方のおかげ。そしてこの9人だったから」(岩本くん)
「ラッキーなことに、仲が良くて居心地がいい」(ラウールくん)
「否定がないのがSnow Manの強み」(佐久間くん)
「5年で変わったのは、かっこよくなったこと」(深澤くん)
「東京にがっつり染まりました。でも関西も愛してる」(向井くん)
「おふざけで生計を立てるようになりました」(宮舘くん)
〜Snow Manコメント〜
阿部くん:(5周年で国立競技場に立っている今の状況は)想像できなかったねー、デビュー当時は。
佐久間くん:なんかね。だってこういう会見とかもデビュー以来なんですよね?
渡辺くん:東京ドームの時ですよね?2019年の8月8日?
ラウールくん:やっとね、コロナも明けて。
佐久間くん:あっという間な感じもありましたけど、やっぱり濃密だったなと思いますね、この5年間は。いろんなことを乗り越えて、やっとここで、僕たち自分たちのライブとして国立でできたってことが、もう本当に嬉しいです。
― Snow Manがここまで来れた理由はなんだと思いますか?
岩本くん:一番の理由は、もう応援してくださる方たち。サポートしてくれてる方たち。この9人だったからっていうのも多分一番大きい理由かなっていう風に僕は思います。
ラウールくん:あと、仲が良い。シンプルなんですけど、それがほんとラッキーなことに、ビジネスパートナーという感じよりかは、お友だちが、たまたま一緒にお仕事する仲間ぐらいの感じなのが非常に居心地が良い。ケンカや言い合いはもうたくさんありますけど、基本ベースが非常に仲良くやってるんで。
佐久間くん:お互いに“良いものを作ろう”というアイデアを出してるんで、否定がないんですよ、基本。「じゃあそれを良くしよう」、「じゃあこれをここにプラスしよう」とかできるんで、全てをプラスにできるのがやっぱSnow Manの強みかなと思いますね。
― 5年で変わったことはありますか?
深澤くん:…かっこよくなった(笑)。5年前(会見を)やらせてもらった時よりは、かっこよくなってんじゃないですかね。
佐久間くん:あと、向井が東京に染まったっていう。やっぱあの時は、5年前の時は出たてだったので、関西から。今がっつりね。
向井くん:いやもうがっつりよ。
佐久間くん:ずっと東京に住んでる僕よりも東京の店詳しいんですよ、マジで(笑)。
向井くん:グルメやからね。(記者から「東京に染まっていいんですか?」と聞かれ)染まりましょうよ、だって僕Snow Manだもん。でも、関西は愛してる。
ラウールくん:あと、舘さんがめっちゃふざけるようになった。
向井くん:それはだいぶ変わったよ。
宮舘くん:もう今おふざけで生計を立ててるんで(笑)。今もうふざけたくてしょうがないですもん。
― 国立競技場に立つという夢が叶った今、次の夢はどう考えていますか?
ラウールくん:ちょっとそれは明日考えてもいいですか(笑)?
佐久間くん:日産スタジアムでの公演も楽しみでしょうがないですよね。
ラウールくん:楽しみだね。
向井くん:夢もどんどん増やしていってね。
佐久間くん:まずはこの2会場を全力で、怪我とかもなく突っ走れたらいいなと思いますね。
渡辺くん:(今日の公演での怪我は)大丈夫ですか?
ラウールくん:うん、大丈夫だと信じてます。
向井くん:気づいていないかもしれませんけど(笑)。
佐久間くん:今アドレナリンドバドバなんで(笑)。
最後にファンの皆さんにメッセージお願いします。
岩本くん:本当に皆様のお陰で、Snow Man初めての国立競技場のステージに立たせてもらった1日目で、明日はライブビューイングもあったりとか、まだまだ皆さんと共に見たい景色っていうのはたくさんありますので、今後ともSnow Manの応援の方、よろしくお願いします。
Photo/Hirano Mitsuyoshi[shinchosha] Text/Ide Krone