日差しが君を照らしてる

CAST若林 真帆若林 真帆

作者:かえで

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2017.10.08

明日はこの季節に有名な
お祭りがある。





祭りの最後には
大きな花火が打ち上がる。





毎年、幼なじみ(フウト)と
お祭りに行っていた。





でも、最近フウトとは
気まずくて、





なんだろう?
この気持ち・・・













【放課後】





~LINE~





友達「明日のお祭り、
一緒に行こ」





マホ「うんっ・・・」





友達「はぁ? 何言ってるの!
あんたには
毎年一緒に行く人がいるでしょ」





マホ「うん・・・だけど、
まだ誘われていない」





友達「なんやて!!
でも、きっと大丈夫やで!
何があっても
うちはあんたの味方だから!」





マホ「うん、ありがとう」













【翌日の朝】





フウトに会いたい、
話したい・・・





私、なんで、
こんな気持ちになっちゃうの?





こんなこと考えるくらいなら、
ランニングでもしよ。











朝の日差しが眩しい。





あれ?
・・・フウトじゃん!
隣にいる女の子は・・・誰?





あれ?
私なんでこんなに
嫉妬しちゃってるの?





やっぱり・・・私







私は、彼の名前を呼んだ。







マホ「フウト~」





女の子「あの子誰ー?」





フウト「ただの幼なじみ」





マホ「・・・」





フウト「ごめん」





彼は走って姿を消した。







女の子「フウトの気持ち知ってる?」





マホ「えっ・・・」





女の子「フウトの好きな人」





マホ「聞いたことがないです」





女の子「あなたよ」





「私、聞いたの。
幼なじみが好きってこと」





「でも、フウトはあなたとの関係が
悪くなるんじゃいかって思って、
距離を置いているんだって」





「あなたはフウトを、
どう思ってるの?」





マホ「私は・・・
私はフウトのことが好きです!」





女の子「よしっ!
フウトなら、何かあった時、
いつも行く場所があるんでしょ。
私は知らないけど
あなたなら知ってるんでしょ。
行ってきな!
頑張れ!」





マホ「うん!
ありがとう!」





私はフウトのもとへ全力で走った。













・。・。・。・。・。・。・。・。





マホ「ハァハァ」





マホ「いたっ! フウト~」





フウト「あっ・・・」





フウト「ここ、覚えてるか?
小さい時からの
俺とお前の大切な場所。
俺はいつも何かあったら、
ここへ来てた」





マホ「もちろん覚えてるよ」





マホ「フウトといる時間が1番楽しくて。
悲しいこと、辛いことがあったら
いつもここにいた」





フウト「俺も、お前といた時が1番楽しかった。
でも、お前が俺のこと好きでいるのか
不安で不安で、
でも今なら言える」





フウト「俺は、、、俺は、、、
お前のことが好きだ。
幼なじみじゃなくて、
彼女としてお祭りへ行こう」





マホ「うん!」





フウト「もうこんな時間だ!
行くぞー!」







*END*

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