ついにモテ期!

CAST小林 花南小林 花南

作者:あや

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.05.12

私、小林カナミ。
普通の中学1でーす。





でもみんなから、
うらやましいって
言われることが多いんです!





それはなぜかと言うと・・・
彼氏がいるからです。





彼氏は小学校からの友達の
岡田ショウタロウ。





3年くらいの時に
初めて好きになった人。





その後、
ショウタロウに
彼女が出来ちゃって、
1回諦めたんだけど、
その後に彼女と別れて、
今は私と付き合ってるの。





でもショウタロウが
うちと違う彼女と
付き合っていた時に、
私は違う人を好きになってた。





それは、同クラの
渡江ジュンヤ。





ショウタロウに
彼女が出来た時に
なぐさめてくれたの!





でも、私が好きになっても
彼は振り向いてくれなかった・・・





ジュンヤには、
もう好きな人がいたから・・・





それは、仲良しの友達の
若林マホ。





オシャレで
運動神経もよくて
美人で頭もいい。





いつものテストでは
絶対に100点!
まさにみんなの憧れ。





そんなマホと
私が対決しても、
マホの圧勝だもん。





でも、マホは
ジュンヤのことは
好きじゃないみたい。





今はもう好きじゃないよ。
何か、
話が多すぎたね。







ショ「カナミ!
おはよう」





カ「ショウタロウ!
おはよう」





いつもどおりの挨拶。





マ「朝から
ラブラブだねぇ~。
お2人さん」





カ「マホ。
いつも朝から
いじらないでよぉ~」





そこに意外な人が。





ジュ「カナミ!
ちょっといい?」





ジュンヤ?!





フラれてからは
普通の友達として
接している。





カ「いいけど・・・
じゃあ2人とも後でね」





何だろう?













*。・ 中庭 ・。*





ジュ「今さらって
思われるかもしれないけど。
俺、カナミのことが好きだ。
俺と付き合ってほしい」





カ「?!」





嘘でしょ?
1度ふったのに!





カ「なんで?
1度ふったのに、
それにマホは?
もういいの?」





ジュ「マホは、6年間
思いを寄せていたけど、
振り向いてくれないから」





カ「でも、私は・・・
ショウタロウと・・・」





ジュ「分かってる。
でも諦めきれない。
だから、1ヵ月だけ
付き合ってくれない?
そこから考えて」





1ヵ月・・・





カ「それくらいなら。
いいけど」





このことは、
ショウタロウには
内緒にしよう。





ショ「マジかよ・・・
カナミ。
俺を見捨てるなよ・・・」













*...・・・*...・・・*





意外に、
ジュンヤと過ごす時間は
楽しかった。





でも、これがもっと
早くになっていたら、
絶対に付き合っていた。













*。・ 学校 ・。*





ショ「ジュンヤ。
今日話がある」





ジュ「カナミのことか?」





ショ「そうだ。
近くの公園で待ってる」





そんなことも知らない、
カナミw













*。・ 公園 ・。*





ショ「お前、
カナミと
付き合ってたんだろ」





ジュ「カナミから
聞いたのか?」





ショ「お前とカナミが
喋ってるところを
たまたま聞いた」





こいつ、本気だ!





ジュ「お前に、
カナミを幸せに
出来んのかよ?」





ショ「あぁ。
じゃあ正々堂々と勝負だ」





ジュ「望むところだ」





バチバチ。













*...・・・*...・・・*





その頃カナミは・・・





カ「マホ。
最近、ショウタロウの
様子がおかしいの。
返事をするのも、
あいまいだし・・・
もしかして、
私とジュンヤが
付き合ってるの
知ってるのかな?」





マ「分かんないけど、
ちゃんと自分の気持ちを
言わなきゃダメだよ」





その時に
雨が降ってきた。





カ「あっ、雨」





マ「ホントだ。
あれ?」





マホは、
公園のところを
見ている。





マ「あれって、
ショウタロウと
ジュンヤじゃない?」





ホントだ。





カ「2人、
雨の中で
殴り合いをしている!?」





マ「カナミ!
止めておいで!
自分の気持ちを
ちゃんと伝えておいで!」





マホに背中を
押された。





2人のそばに行き、
折り畳みの傘を
持ちながら。





カ「2人とも」





ショ、ジュ「カナミ!」





カ「2人に
話があってきた」





深呼吸を
してから話す。





カ「ジュンヤは、
私がいつも元気がなかった時に、
いつも相談に乗ってくれたよね。
それに、喋っていても楽しかった。
でも、今さら言われても、
私はもう好きに・・・」





ジュ「ストップ。
そこまでにして。
それ以上聞くのはいや。
俺はフラれたんだよね?」





カ「ごめん」





謝る気持ちしかない。
せっかく、
好きになってくれたのに・・・





ジュ「最後にこれだけ言わせて。
いつも元気をくれてありがとう。
そこに引かれたんだと思う。
幸せになれよ」





ジュンヤは
その言葉を言い捨てて、
公園を出て言った。





カ「ショウタロウ。
ごめんね。
私、何があっても
ショウタロウのことが
好きだから」





ショ「いいよ。
初めてだな。
カナミに好きって
言われるの」





そういえばそうかも。





好きな人が2人もいて、
のんきな私だったけど、
これからは、
ショウタロウと
幸せになれそうです。













*...・・・*...・・・*





それから、
ジュンヤは?





ジュ「やっぱり、
俺には、
マホしかいない~(泣)」





マ「私、何があっても、
あんたと
付き合わないから(怒)
くっつかないでよ?」







*END*

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