そんな幸せ、くれて良いの？

CAST安村真奈

作者：まっきー

2018.10.21

私は・・・
小学校の時から
苦い恋ばかり。

いっつも恋の神様は
私に味方してくれなかった。

そんなこんなで、
私はまた新しい中学校で、
気になる子ができた。

部活も一緒で、
頭もそこそこ良くて、
イケメンで、
面白くて・・・

私は日に日にその人が
好きになっていった。

１日に１回は
話すようにしていた。

でも・・・
やっぱり・・・

ある日、
私は知ってしまった。

彼女!?

そう。
その人には彼女がいた。

（´Д｀）ハァ・・・

私はもう、絶望的。

もう恋なんてしない。
そう思った。

だけど、、、

何故か向こうから
話しかけてきてくれる。

そしてある日。

．．．．．．．．*

「ユイトくん（←好きな人）
別れたらしいよ？」

ある日聞いた。
最初は嘘だと思ってた。

でも。

————— キリトリ —————

次の日_

ピロリン”着信音

LINEが。

《俺さぁ入学した時から》

《の前に》

《好きな人いる？》

ありえない。

だって絶対私の恋が
叶うわけがない。

《ちなみにね》

《俺が好きなのは》

《マナ》

思わず私は・・・

《嘘告だな！》

《嘘はやめてｗ》

そしたら、

《ホントだよ》

《俺嘘つかない》

顔がじーんと熱くなって、
すごいドキドキして。

夢見てるのかな？
私。

《俺とさ》

《付き合って》

（∩ ～ o ～ ∩）～

私が貰ったことのない
恋の実りが今

ひとつ私に降ってきた。

キュンと甘くて、
赤くて、

初めての味。

何だか神様が
味方してくれたんだな、

頑張って良かった。

そう思えた瞬間だった。

＊ｅｎｄ＊