私の彼には秘密がある。

CAST安村 真奈安村 真奈

作者:Pink

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2019.08.18

ユウヤ「あの! 安村さん、
俺と付き合ってくれませんか?」





マナ「はい!
よろしくね!」





―――私は彼と付き合って
ある秘密を知ることになる――――











*。*。*。*。*。*。*。*。





放課後・・・





ノノ「マナー帰ろー」





マナ「ごめん!
今日日直なの!」





ノノ「OK!
じゃあねー!」





ユウガ「安村さん、ごめん。
日直の仕事遅れちゃって」





マナ「全然。
今から始めるところー」





マナ「ごめん、
遅くなっちゃった」





ユウガ「暗いから
家まで送るよ!」





マナ「ありがとう!
ユウガ君っていい人だね!」





後ろにユウヤがいたのを
マナは気づかなかった。





マナ「ただいま」





マナ母「マナ大変!
明日すごく大きな台風が
直撃するらしいって」





マナ「え! まじ?
明日学校行きたくな~い」













・*・―――・*・―――・*・





次の日・・・





ノノ「マナ、おはよう。
ねー、今日の台風
昨日いきなり
発生したらしいよー。
怖くない?」





マナ「えー! こわっ。
ユウヤ濡れなかった?」





ユウヤ「うん」





ユウガ「安村さんは
濡れなかった?」





マナ「うん。
今日の台風怖くない?」





ユウヤ「え?
あ、怖い・・・ね。
俺行かなきゃ」





ノノ「なんかあやしくない?
今日の放課後
調べてみようよ?」





マナ「えっ! でも・・・
わ、分かった」













・*・―――・*・―――・*・





放課後・・・





私たちはユウヤを
ずっと離れたところから
観察していた。





ダダッ!





突然ユウヤが
走りだした。





向かった先は
この学校ではない人だ。





ユウヤ「父さん!」





マナ「えっ?
父さん? ・・・」





ノノがあわてて
私の口をおさえる。





ユウヤ「ごめん、俺なんだ」





ユウヤ父「だから言っただろ?
次からは気をつけろ」





ユウヤ「分かった。けど・・・
俺の彼女が他の男子と
話しているのが
気に入らないんだよ!
今日は台風呼ぶ前に離れたけど」





ユウヤ父「そんなのは
自分で解決するんだ」





お父さんは
帰っていった。





私はユウヤの方へ
飛び出して行ってしまった。





マナ「ごめん。本当に。
もう辛い思いはさせないよ」





ユウヤ「ずっと聞いていたのか??
秘密だったのに・・・
俺は、自分に嫌なことがあると
台風が発生してしまう
不思議な能力を持っているんだ」





マナ「ごめん!
本当にごめん!」





ユウヤは私を
抱きしめた。





ユウヤ「俺のそばに
いてくれませんか?」





マナ「うん!
ずっと離れないよ」





ノノ「お幸せに」





―――もう台風が発生することは
 ないだろう―――――







*end*

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