幸せすぎて困っています!

CAST平澤 遙平澤 遙

作者:小森隼ラブ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2018.05.28

好きな人ユイトに
彼女がいた。





彼女はユイトにお似合いで
学校でも有名な
カップルだった。





しかし、最近
空気がぎこちないということを
ユイトから相談されていて
チャンスかもと思った。





けど、この恋が
実らないことは
自分でもよく分かっていた。









* ――― * ――― *





ある日、
デートをしている2人に
ばったり会ってしまい、
ユイトに声をかけられたが
彼女と一緒にいるのが嫌で
そっけない答え方を
してしまった。





このことを親友に話すと
親友は2人が
デートしていたことを
他の人にも言ってしまったらしく、
親友は悪気がなかったが
2人は黙っておいて
ほしかったらしい。





このデートの話が
ひろまった原因が
私にあったため、
後日彼女に呼び出された。





怖くて放課後
涙目で教室に戻ったら、
ユイトがいた。





無視しようとした時、
「怒ってる?」
と話しかけられた。





「怒ってないから!」





とキツめにいってしまい、





「絶対怒ってるだろ?」





とケンカ気味に
なってしまった。





落ち着いてから
彼女に呼び出されたことを
打ち明けた。





その時誰かが
教室に入ってきた。





それは彼女と
いつもいる女子
クルミだった。





クルミは目を丸くして
戻っていった。











* ――― * ――― *





次の日、
学校に行ったら
2人は別れたということを
親友から聞きつけた。





ユイトに
たずねたところ、
昨日クルミが彼女に、
私とユイトが
不倫してると報告し、
彼女はラインで
振ったと言うのだ。





私はユイトに
申し訳ない気持ちで
いっぱいで
関わらないと決めた。





その日は、部活もなく
1人で帰っていると
ユイトとその男友達が
何人か群れて帰っていた。





こっそり話を聞いていると
恋バナをしていた。





ユイトの好きな人の話になり、
最近ほっとけない人がいると
言っていた。





その人は自分を
避けているんじゃないかとも。





ユイトは私に気づいて
すごく焦ったように
「今の話聞こえた?」
と聞いてきて、
私はうん・・・と答えた。





ユイトは、こんな形で
告白するつもりじゃ
なかったんだけどなと
照れて言った。





私はしばらく
状況を理解出来ず、
固まっていた。





すると、男友達の1人が
「カップル誕生かー!」
といって、ユイトは
私に近づいて





「ホント鈍感だなぁ」
と微笑んで、





「俺と付き合って下さい」
と言った。





私は嬉しすぎて
にやけながら





「私も好きです。
お願いします」





と言ってその日は
一緒に帰った。











* ――― * ――― *





次の日、親友に報告すると
手を取って喜んでくれた。





本当に私は
彼氏もいて
親友もいて幸せです!







*end*

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