私・・・もしかして

CAST湊胡遥

作者：アストン

2018.02.15

私、湊胡遥、
小学６年生です！

実はまだ恋なんて
したことないんです・・・

まわりはみんな
好きな人とかいて、
もう付き合い始めてる人も
いるのに・・・
なんか憧れます。

未「胡遥おはよー」

胡「未来実おはよう！」

この子は
幼稚園の時からの心友！
池未来実、

未来実は
隣のクラスの渡江純也くんが
好きみたい、
なんか恋してるっていいなー。

未「胡遥、胡遥！
私委員会あるからー、
先行くね」

胡「うん！　頑張って。
あっ！　今週
委員会あるんだったー」

唯「湊、先委員会
行っとくぞ」

未「わかった。
後で行く！」

こいつは
同じ放送委員会の
小原唯和、

嫌いじゃないけど・・・
好きでもない！

＊。・　放送室　・。＊

唯「湊遅い！」

胡「ごめんごめん、
つい友達と
話しちゃって」

私、わりと委員会
嫌いじゃなくて、
逆に委員会は好き！

理由は、放送室で
小原と雑談出来るから！

でも、小原のこと、
好きとかじゃないからね！（汗）

＊。・　雑談タイム　・。＊

胡「ねえ、
私の第一印象って
なんだった??」

唯「うーん
バカっぽい、
アホっぽい、かな？」

胡「はーー！
ひどいよー」

唯「ごめんごめん、
湊は天才ですー笑笑」

胡「なんかうざいー
私、先教室帰るね！
鍵返すのよろしくー」

胡「未来実～聞いてよー
小原がねー、
第一印象・・・」

未「授業始まるから
帰りに聞くー」

胡「ありがと」

＊。・　帰り　・。＊

未「で、さっきの話って何？」

胡「小原が私の第一印象
バカっぽい、アホっぽいだってー、
第一印象がバカっぽいって
最悪じゃない!?」

未「あらら、てかさー、」

胡「何？」

未「胡遥ー、小原のこと
好きでしょ？」

胡「ないない！
小原だけはない！」

未「って言いながら
顔幸せそうだよ笑笑」

胡「もー！
からかわないで！」

＊。・　胡遥の部屋　・。＊

あーーー、頭から
小原のことが離れない！

私、小原のこと・・・？
それはないかー！

でも未来実も
帰り道に・・・

あーーーーー！
明日未来実に
相談しよう・・・！

＊。・　学校　・。＊

胡「あー！　いた～、
未来実、ちょっと
相談があって・・・」

未「相談なら
いつでも乗るよ
もしかして恋愛系？」

胡「実は・・・うん・・・」

未「まじー!?
ついに、胡遥が！
で、相談な内容は？」

胡「小原のことなんだけど・・・
私って小原のこと
好きなのかな??
でも、一緒にいても
ドキドキしないんだよね・・・
楽しいけど・・・」

未「うーん・・・
私は、小原と胡遥
お似合いだと思う！
一緒にいるだけで楽しいって
すごいと思う！
思い切って告ってみたら？
今日も委員会あるし」

胡「相談乗ってくれて
ありがとう！
私、頑張る」

未「結果は
１番に教えてよ？」

胡「もちろん！」

＊。・　放送室　・。＊

胡「あ、あのさ」

唯「何？」

胡「好き、す、
好きな人とかいるのー？
小原って？」

唯「う、うん」

胡「どんな人？」

唯「バカっぽくて
アホっぽい人」

胡「えっ!?」

唯「だから
バカっぽくて
アホっぽい人！///」

胡「あのさ、私、
小原のことす、好き！
だから・・・」

唯「俺も・・・好きだった！
バカっぽくて
アホっぽい人って
おまえ以外いないから
すぐわかるかー笑笑」

胡「もーーーー
あのさ、
唯和って呼んでも、
いい？///」

唯「うん、
俺も胡遥って
呼んでも・・・////」

胡「もちろん！」

唯「ってか
放送しなきゃ！」

このあと未来実に
１番に報告しました！

私、自分じゃ
自分の気持ちに
気づけなかった・・・
未来実のおかげだね！

その後も私と唯和は
毎日雑談してます！笑笑

＊終わり＊