午前0時に恋しました。
作者:モモッチ
あの時のことは、
忘れられない。
そう、私の告白前に
起こったこと。
自己紹介を、
忘れていました。
私、阿部ココハです。
ニコニコ学園
中学2年生です。
私が、1年生の頃
タカト先輩に
告白しようとした時に
カケル先輩がそれを見ていて
時間を戻された。
カケル先輩がその時に
何をしていたのか分からない。
そして今は、
カケル先輩のことが好き。
メアリ「コッコハー。
おはよう」
ココハ「メアリ浮かれすぎ。
何かいいことあったの」
メアリ「ちょっと」
ココハ「何があったの」
メアリ「レン先輩に告白して
OKもらったんだ」
ココハ「よかったじゃん」
メアリ「早くココハも
カケル先輩に告白しないと
誰かに取られちゃうよ」
レン「ココハちゃんは、
カケルのこと好きなんだ」
ココハ「レ、レン先輩」
メアリ「レンどうした」
レン「一緒に学校に行こうと思ったら
ココハちゃんと
一緒に行ってたから
あとを追ってた」
メアリ「ちょっと」
ココハ「な、内緒にしてください」
レン「どうしよっかな?」
ココハ「どうしよっかな?、
なんて言わないでくださいよ」
メアリ「ホント!」
レン「ごめん」
ココハ「もー」
メアリ「びっくりしたー」
レン「そんなにびっくりする」
ココハ、メアリ「うん、うん、うん」
タカト「おーいレン」
レン「カケルいいとこに」
ココハ「へ、」
タカト「そんなこと
どうでもいい。
部活何時に終わるんだっけ」
レン「えっと、5時」
タカト「ありがとう」
メアリ「レンのこと
ココハと一緒に
待ってるね」
ココハ「私は、別に」
レン「分かった。
メアリとココハちゃんね」
ココハ「え、」
メアリ「いいでしょ」
レン「じゃあ、また後で」
メアリ「うん」
*。・ 校門 ・。*
レン「ごめん。
遅くなっちゃって」
メアリ「いいけど。
タカト先輩も
一緒に帰るの?」
ココハ「う、うそ」
タカト「ダメか」
ココハ「べ、別に」
レン「よかったー」
メアリ「ちょ、ちょっと
どういうこと。
レン何考えてるの」
レン「ココハちゃんのため」
メアリ「はー。ココハは
カケル先輩のことが
好きなんだよ」
ココハ「わ、私屋上に
忘れ物してしまったから
先に帰ってて。
じゃあね」
メアリ「もう、
レンのせい」
レン「ご、ごめん」
タカト「ココハちゃん
危ないから見てくる」
レン「分かった」
*。・ 屋上で ・。*
ココハ「疲れたー」
カケル「どうしたの。
ココハちゃん」
ココハ「か、カケル先輩」
カケル「何かあったの」
ココハ「え、あ、まあ」
カケル「あ、もう6時すぎちゃった。
学校の先生
もう帰ってしまっているね。
これじゃあ帰れないね」
ココハ「う、うそ。
お母さんに電話するね」
プルルルル、
プルルルルル
ココハの母「どうしたの」
ココハ「が、学校から
出られなくなっちゃって」
ココハの母「警備が
ニコニコ学園すごいから
出来るだけ動かないで
朝まてる?」
ココハ「うん」
ココハの母「誰かいる」
ココハ「カケル先輩がいる」
ココハの母「じゃあ、
その先輩と朝待っててね」
ココハ「うん。
じゃあ切るね」
カケル「どうしろって」
ココハ「あんまし動かないで
朝まってだって」
カケル「ふーん」
ハアハアハアハア
タカト「ココハちゃん」
ココハ「タカト先輩!」
タカト「レンに様子
見てこいって。
もう、学校から
出られないね」
ココハ「はい」
カケル「俺ちょっと
カバン取ってくる」
ココハ「あ、私も」
タカト「おう」
タカトの脳内(俺も早く告白しないと
ココハちゃんカケルに取られちゃう。
レンってすごいな、
告白されるほどかっこいいんだから)
カケルの脳内(早く、早く、
告白しないとココハちゃん
タカトに取られちゃう。
どうやって告白しようかな。
タカトのこと超能力で
消しちゃおっかな?)
ココハの脳内(あーまたカケル先輩から
逃げちゃった。
こんなんだから
告白できないのかな。
メアリを見習って
ずっと笑顔でいないと
嫌われちゃうかも、
でもそれって意外と大変かも?)
カケル「遅くなってごめん。
あれ、ココハちゃん
いないんだ」
タカト「まだ、
戻ってきてない。
もう、午後11時55分」
カケル「じゃあお前のこと
消すよ」
タカト「は、」
カケル「俺の超能力でな」
タカト「何言ってるんだ」
カケル「行くぞ。はあー」
ココハ「やめてください。
カケル先輩、私が去年
タカト先輩に告白するときも
使っていたんですね」
タカト「あ、そういやー
未来の記憶が
分かってたことがあったなー」
カケル「しょうがねーだろ。
俺は、ココハちゃんのことが
好きだから時間を戻したんだ」
ココハ「ありがとう。
私もカケル先輩のこと好きだった。
でも、今のを見て嫌いになった」
カケル「チッ。俺帰る」
ココハ「そんなに動いたら」
タカト「行っちゃったね」
ココハ「もう午前0時」
タカト「お前が好きだ。チュ」
ココハ「ほ、本当に」
タカト「あ、ああ」
私、午前0時に
恋しました。
ココハ「付き合ってください」
タカト「俺も、
言おうとしてた。
助けてくれてありがとな」
ココハ「どういたしまして。
タカト」
*HAPPY END*
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