クローバー

CAST宮本和奏

作者：のんちゃん

2019.10.05

こんにちは！
宮本わかなです！
中学２年生だよ！

私には、仲良しの友達の
北川かのんちゃんがいるよ！

そして、私は
テニス部に入ってます！

ある日のこと、
放課後。

かのん「帰ろ！　わかな！」

わかな「ごめん！
図書室行かなきゃ！」

かのん「良いよ！
じゃあね」

図書室は、
静かだなー。

なにこれ？

幸せの本！
面白そう！

私は、座って
本を読み始めた。

いつの間にか、
眠っていた。

そして、
目が覚めると、
外のベンチにいた。

わかな「んっ？
あれ？
ここどこだ？」

れん「おはよ！
宮本わかな！」

わかな「れん、
なんで？」

れん「お前さ、
いくらなんでも
図書室で寝るよな！」

わかな「私、寝てたんだ！」

れん「幸せそうに寝てたぞ」

わかな「でも、
なんでれんが？」

れん「しまる時間だったから、
連れてきた」

わかな「ありがとう」

れん「はいっ！　これ！」

わかな「クローバー！
きれいね！」

れん「わかなにあげるよ！」

わかな「いいの？」

れん「きっと、
良い夢見られるよ！」

その通り、夜に
まくらの後ろに置いて
寝たよ。

＊。・　夢の中　・。＊

わかな「きゃー！
お化けだ！
やだー！　怖い！」

まさかの、
大の苦手なお化けが
出てきたの！

お化け「お前を食べてやる！」

わかな「助けて！
お願い！」

れん「わかな、
俺のこと呼んだ？」

わかな「れん！
怖いよ！」

れん「俺がいるから安心して!!」

わかな「れん！
大好き!!」

れん「俺も！」

＊・＊　＊・＊　＊・＊

その頃れんも、

俺も、クローバー
おこっと！

・夢の中・

れん「わー！　虫だ！
怖い！　マジで！」

れんは、
虫が苦手だった。

れん「こっちにくるなよ！」

わかな「れん！
大丈夫？」

れん「わかな！
怖いんだけど」

わかな「大丈夫！
私も怖いけど、
安心してね！」

れん「わかな！　好き！」

わかな「れん、
私も大好き！」

２人「あー！
良い夢だったなー」

現実になるのは、
難しいし、
クローバー
取りに行こう！

＊・＊　＊・＊　＊・＊

そして、

わかな「あっ！　れん！」

れん「わかな！」

わかな「れんもいたんだね！」

れん「クローバー探しに！」

わかな「私もだよ！」

れん「ぐーぜんだね！」

わかな「うん！」

・数分後・

わかな「れーん！」

れん「えっ？　わっ！」

わかな「はい！
私が作った
お花のかんむりだよ！」

れん「いきなり、
頭に乗っけるから
ビックリした！」

わかな「れんは、
私に幸せのクローバー
くれたからね！
お返しだよ！
とても、良い夢
見られたもんね！」

れん「・・・」

わかな「れん？」

れん「俺さ、」

ぎゅっ！

わかな「えっ！」

れん「はい！
これが、
俺のお返し！」

わかな「ならわたしだって！」

わかな「好きだよ！　れん！」

れん「俺も好きだよ！」

これからも、幸せで
暮らせますように！

＊ｅｎｄ＊