『久しぶりだね』君と一緒のクリスマス

CAST小林 花南小林 花南

作者:モモッチ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.10.02






みなさんこんにちは。
私の名前は
小林カナミです。





私の周りは
クリスマスの話で
いっぱい。





その理由は
わかりますよね。





みなさん彼氏が
できたからです。





私は彼氏いないので
クリスマスは
1人ですね。





マホ「カナミ。
クリスマスの時
どんな服で行けばいい?」





カナミ「え、なんで私?
マホちゃんと全然
話したことないよね?」





マホ「だってカナミ
いっつもカワイイじゃん。
しかも、イメージモデルとか
やってるしさ」





みんなモデルだから
友達になろうとしてる、
嫌だなあ。





カナミ「わかった、えっとね
マフラーは明るい色で
コートは・・・」





マホ「ありがとう。
めちゃくちゃ助かった」





カナミ「役に立ててよかったよ」





メアリ「カナミ彼氏作らないの?
そろそろクリスマスになっちゃうよ。
気になる人いないの?
それとも初恋引きずってるの?」





メアリは私の大好きな
唯一の親友。





カナミ「そんなことないよ。
気になる人もいないし」





メアリ「でもさクリスマス1人は
辛くない?
しかもカナミモデルだから
告白すればきっとOKもらえる」





カナミ「気になる人いないし
告白する気もない」





まあクリスマスは
1人でいいんですよ。





ナオヤ「おーい
メアリ帰るぞ」





メアリ「あ、ナオヤー。
カナミ私帰るね」





カナミ「うん、また明日」





今日もパンケーキやさん
よってこっかな~。











*。・ クリスマス前日 ・。*





メアリ「カナミ
彼氏作るって言ってたのに
もうクリスマス前日だよ!!」





カナミ「そうだね」





メアリ「そんなしょうがない感だして。
いいの!
これから彼氏できないかもよ」





カナミ「そうでもいいよ」





メアリ「彼氏いないと寂しいから
私だってカナミといるの楽しいけど
彼氏といるのだって
カナミといる時と同じくらい
楽しいから
カナミとずっといるのは無理で
彼氏といる時もあるから。
カナミは寂しいことが
あるかもしれない」





カナミ「別にいいよ。
メアリが幸せで楽しいなら
私とずっといれなくても」





メアリ「カナミは優しいね」





カナミ「そうかな?」





メアリ「ま、1人クリスマスも
楽しんで」





カナミ「うん。楽しむよ」













*。・ クリスマス当日 ・。*





今日のコーデは・・・





茶色いコートの中に
ピンク色のセーターと
黒い台形ミニスカート。





そんで靴下は膝下黒に
ヒール5センチくらいの
ブーツを履いて
イヤリングはハートので完璧。





メイクは・・・
薄いピンクチークに
黒いマスカラ
茶色ピンクのアイシャドウに
ピンク色のリップをぬって完成。





これこそイメージモデルの
おしゃれでしょ。





カナミ「行ってきまーす。
20時には帰るね」





ガチャ





さーてまずは
どこ行きますか。





と言ってもやっぱり
カップルばっかりだから
1人だと、カップルが
たくさんいるところに
行きたくないな。





メアリ「カナミおはよう。
メリークリスマス。
はいプレゼント」





カナミ「ありがとう。
あ、私が欲しかったコスメ。
嬉しいな」





メアリ「どういたしまして」





カナミ「あ、私からもプレゼント。
メリークリスマス、
メアリ、ナオヤ君」





メアリ「わー。
私が欲しかったイヤリング。
ありがとう」





カナミ「よかった、
喜んでくれて嬉しいな」





メアリ「うん。
本当にありがとう。
それじゃあねカナミ。
いこナオヤ」





ナオヤ「あ、ああ」





カナミ「バイバイメアリ」





はいここから
やることありません。





どうしよっかなー。





?「久しぶり、
カナミおはよう」





カナミ「えっと・・・」





?「俺のこと覚えてないか・・・
俺の名前は丸田レオン。
中学校が一緒だったと
思うんだけど」





カナミ「(泣く)」





レオン「どうしたの。
俺不審者じゃないよ」





カナミ「違う違う
レオン交通事故にあって
記憶喪失になってて
それで私すぐに転校することに
なっちゃって
レオンはいまだに私のこと
覚えてないかと思ってたから」





レオン「うん。
中学3年生に
なりたてのころ
思い出したんだ」





カナミ「嬉しい。
レオンが私のこと
思い出してくれて。
本当にありがとう」





レオン一段と
かっこいくなってるな。





レオン「今日は
一緒にいられるか?」





カナミ「うん。
彼氏いないもん」





レオン「そっかよかった。
じゃあ3年ぶりに
カナミとクリスマスいられる。
しかも、彼氏いないなら
俺、カナミの彼氏になれる。
俺ずっとカナミのことが好きでした。
中学1年の秋からと2年のころ
ずっとカナミのこと忘れてたから
嫌かもしれないけど
もしよかったら
俺と付き合ってください」





カナミ「私もずっとレオンのこと
好きだった。付き合おうね。
そういえば久しぶりだね、
レオンと一緒のクリスマス」





レオン「さっき言ったじゃん。
じゃあクリスマスツリーの前で
写真撮ろう」





カナミ「クリスマスツリーの前に
いるけどね」





そのあと私たちは
たくさん笑って話した。





私の初恋かなったね。







*end*

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