雨と恋

CAST凛美凛美

作者:milcoco

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.08.15






私の名前はリミ。
中学生1年生です。





私には好きな人がいます。





ある雨の日
わたしは公園で
遊んでいました。





私は用事があったので
先に帰りました。





そして家に帰ると
ふと気がついたのです。
傘を忘れたことに・・・





グループLINEをみてみると、
《傘誰のー?》
というLINEを
みつけました。





それは私の傘でした。





そこで慌てて
《私の!》
と送りました。





休校中で、会えそうにも
なかったので、
休校あけの日に
傘立てに置いといて
もらうことになりました。











*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。*





休校明け初日。





ザーーーーー





「雨だ」





予想外の雨、
家族はみんな用事があり、
傘は1本もありません。





折り畳み傘だ!
とおもいみてみると
傘がありません。





時間が迫ってきます。





遅刻するわけには
いかないその一心で
ひたすら走りました。





なんとか学校に
つきました。





髪も制服も
ビショビショです。





教室につき、体操着を
持っていたんだとおもい
みてみると、上のジャージが
すごくぬれてしまっていました。





もうだめだ・・・
と思いました。





すると。





ナオヤ「どうした?」





私「前のクラスで遊んだ時
傘忘れちゃって・・・」





コウショウ「あっ傘立てに
さしといたよー」





私「ありがとー」





コウショウ「寒くないー?w」





私「ちょっと寒いかも笑
ジャージ持ってきたんだけど
濡れちゃって
友達も持ってなくて・・・・」





コウショウ「俺も持ってない。
ごめん」





私「全然!」





ナオヤ「俺ので良ければ
貸そうか?」





私「でも悪いし、
しばらく会えないし」





ナオヤ「俺使わないから!
いいから!」





私「いいの?」





ナオヤ「もちろん」





私「ありがと」





私はひと段落したと思い
安心していました。













*・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。+ *・。*





帰り。





私「傘がない!」





でも外は雨降ってるし、
コウショウ君は
置いてあるって
言ってたのになー。





きいてみよう!





私「コウショウ君
傘どこに置いた?」





コウショウ「え?
4組の傘立てに
置いといたけど」





私「ないんだよねー。
まぁそのまま帰るわ笑
家近いし」





コウショウ「じゃあ・・・・・
じゃあな」





私「うん」





外に出る。





バシャン。
突然押されました。





ナナ「何調子乗ってんの?
わざとでしょ?
傘置いてったのも、
ぬれたのも」





私「はいっいや・・・」





ナナ「もうナオヤ君に
関わらないで!
関わったら、
どうなるかわかってる?
はぶるからな?」





ナオヤ「おい! やめろよ」





ナナ「こいつが悪いのよ!
ナオヤ君を
だましてるのー」





ナオヤ「俺は前から
ずっとわかってる。
リミがそんなやつじゃない
ってことを!」





ナナ「リミを信用するの?w」





ナオヤ「信用する」





ナナ「なんで?」





ナオヤ「俺が好きになる子
悪い子はいないから照」





私「え?」





ナオヤ「リミ」





私「振り向く」





  ↓
手を引っ張る。
  ↓
ブレザーをかける。





ナオヤ「どんだけ
寒い格好してるの?
俺の好きな子には
健康でいてもらわなくちゃ!」





私「ナナちゃん傘は?」





ナナ「どうせ見つかんねーよ!」





泣きながら去る。





ナオヤ「好きだ・・・・・・
リミ」





私「わたしも・・・」





コウショウ「リミ!
傘あったぞー!」





・・・







*end*

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