君がNo.1!

CAST安村 真奈安村 真奈

作者:3150組

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.07.18






あ、やばいやばい!





私今、恋してる?!





え、なんで!?
なんでなんでなんでーーー(泣)





中学2年、
私は安村真奈です!





毎日なんとなーく
高校生活を
おくっています!





まぁ、青春っちゃ
青春かな?





先生「はい、
じゃあ出席とります。
えー
~~~」





あ~ぁ、
最近全然
楽しいことないし、
勉強に追われるし、





私の高校生活
これで終わっちゃうのかなー、





はぁー、





先生「安村」





私「はっ、はい!」





先生「安村、
今日も元気だな!」





私「いっ、いや、
そんなことないですよー笑」





大倉「安村ナイス」





私「うるさいわ!」





クラス「ガヤガヤ」





この男子は、
大倉空人。





とにかく私が
何かするたびに
つっこんでくる、





面倒くさいけど、
これもまた楽しいかな?





先生「はーい、静かに、
えーとあとー、
古川はまだ来てないか」





大倉「あっ、先生、
来ましたよー!」





うわ、来てしまった、
私の強敵、





古川龍太郎。





先生「おー、古川。
おはよう」





古川「ぉはょござっす」





見るからに
チャラそうな見た目、





この、いきってる態度、
私が最も苦手なタイプだ、、、。





私は昔からイケメンは
そんなに求めない方だ。





だけど、
芸能人とかは
バリバリの美少年を
選んでしまう。





だが、私が最も
許せない男子、
それは、
チャラ男。





そんな私が逆に
運命と言っていいほど
理想的で
最も苦手とする
この転校生、
古川龍太郎と、
同じクラスに
なってしまったのだ、





しかも、、、
隣の席に。





クラスの男子「おい、古川ー
ボードゲームやろうぜ~!」





古川「おうっ」





あー、もう終わった。





新学期早々
ついてないなぁ。





キーンコーンカーンコーン





うわ、1時間目から
英語なのぉ?(泣)





Teacher「Look at this textbook.
~~~」





あー、全然
頭に入ってこないよぉー。





あれ教科書、
何ページだっけ?





うわ、どうしようー。





ん?





古川が教科書ひらいて
真面目に授業受けてる?!





うそー!?





勉強なんて
絶対にしないと
思ってたのに、、、





意外と
真面目なのかな?





いや、
1番前の席だからかな。





うん、
きっとそうだ。





大倉「あれ?
せんせーい!
安村またボーとしてま~す!!!」





私「しっ、してないよ!!」





大倉「じゃあなんで教科書、
開いてないんですかぁー?笑」





黒坂「いや、それは、
あのーそのー、、、」





もー!
大倉うるさいー!!!





めっちゃ
恥ずいじゃん!!





古川「39ページ」





私「ぇっ?!」





古川「教科書のページ」





黒坂「あっ、
えっ、あっ、
ありがとっ」





えーーーーー?!





なんで?
なんで教えてくれたの?





私、話したことないよね?





やっぱり、古川って
真面目なの?!













*。・ 次の日 ・。*





うそ、
また1時間目から
英語なのぉぉ(泣)





そういえば、
昨日はびっくりしたなぁ。





Teacher「Open the textbook.
~~~」





今日はノートとるのかぁ、





カキカキカキカキカキ、、、、、、





コツんっっ





ん?
なんか肘に当たった?





古川が左手で書いてる、、、





っていうことは、
今当たったのって、
古川の肘?





なんだ古川の肘か、





よくよく考えてみたら、
教科書置く位置、
私と逆だし





なんか変だなーって
思ってたんだよー。





って、古川の肘、
今まだ当たってる?!





っていうか、
古川は気づいてないの?!





え、え、え、
なんでなんで?





なんかめっちゃ
心臓どきどきしてるし、





動脈がぁぁぁぁぁ。





トントンっ





えっ!?





大倉「お前またボーとしてた、
って、お前、
顔めっちゃ赤いぞ」





私「えっ?!」





大倉「どうした安村?
大丈夫か?」





なんか今日は
こっちも優しいし、





何この
なんとも言えない気持ち。





キーンコーンカーンコーン





あー、今日は
やばかったぁ。





なんで私、こんなに、、、





古川「ねぇ、」





私「ふ、古川っ!!」





や、やばい。
心臓が、、、。





古川「これ、
忘れてたよ」





私「あ、ありがと」





んっ?
これ、
私のノートじゃん。





古川「かっこ3から
全部間違ってたから
答え書いといたから」





私「えっ!
すごい!
ありがと~!」





古川「じゃっ」





私「ちょっと待って!」





古川「?」





私「こっちもわからないから
教えてくれない?
お願い!!!」





古川「別にいいけど」





私「やった!
あの、こことここ
なんだけど、、、」





英語が大の苦手な私は
次のテストのために
毎日こうして古川と
放課後に
勉強するようになった。





古川がこんなに
頭が良かったなんて、、、





ある日、いつものように
放課後に
勉強をしていた時だ。





古川「もう少しで
テスト近いから、
これからは練習問題だけ
取り組むよ」





私「えーーー」





古川「いや、
えー、じゃないから笑」





私「はーい笑」





なんというか、
この時間が私にとって





すごく楽しくて
しかたがなかった。













・*・―――・*・―――・*・





そしてとうとう、
テストが終わった。





私「古川ー、
テストどうだった??」





古川「ん?、
普通だったかなー?」





私「えー!
そーなのー?
私にはやっぱり難しっ、

何これ?」





古川「これ、
最後の問題。
明日までに解いておいて」





私「えーなんでまた
問題解くっ、、、」





ドクン、ドクン





えっ、





―――――――――――
(1) Do you like me?

  Yes・No
―――――――――――





古川「俺、君のこと
好きになっちゃったんだ」





私「えっ、」





古川「だから、それ、
明日までに書いてきて」





ガタッ





古川「えっ?!」





私「明日までなんて、
待てないよ!!」





ギュっ





まさかの私は、
クラス1嫌いだった男子を





好きになってしまったのです。







やっぱり君が、No.1!







*end*

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