運命の女神からのトス

CAST組橋 星奈組橋 星奈

作者:ゆい

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2020.02.27






私、組橋セナ。





バレーボールアニメ
「ニコ☆バレー」が
好きなの。





部活は何かって?





そう・・・
バレーボール!





二次元に憧れて、
三次元で
始めちゃいました!
的なやつですね。





アニメみたいに
素敵な先輩と
関わることも
できました!





「リナ先輩!
素敵なアタックですね!」





「ふふ。
最近褒められることが
多くなってきたの。
私のアタック。
自分で言うのもなんだけどね」





でも、最近、
男子バレーボール部の
野口ヨシト君に
片思いしていて・・・





3か月くらい、
思いを伝えられずにいる。





しかし、次の練習で、
練習用バッグに
謎のキーホが・・・





「アレ!? うちの学校
キーホダメじゃなかった!?
なんなのこれ!?
妖精!? プリンセス!?
なにー!?」





すると謎のキーホが
巨大化。





「あ、自己紹介忘れてました。
私、縁結びの女神修行中の、
ユラでーす」





「へ!? ユラ!?
縁結びの女神!?」





ユラはピンクのドレスに
身を包み、
手にはハートのステッキを
持っている。





「あなた、男子バレーボール部の
野口ヨシトさんに、
片思い中でしょ?」





「え!?
なんで知ってるの!?」





「すべて女神達の世界から
聞いてたよー」





「そうなの!?」





「そんで私が占った結果、
告白は金曜日の
部活終わりにすると
成功するよ」





「ウソ!」





「だったら、
運命をあげるよ」





そういうと、
私の背後から、
ピンク色に輝く
光の球がとんできた。





それを、





「えいっ!」





ユラは、ピンク色に
輝く光の球を、
トスして自分に当てた。





なんか、
わき上がってくる希望。





運命の女神から
もらった力を、使うんだ!





そして、金曜日の
部活帰り。





1人で帰っていると、
ヨシト君と遭遇。





しかも、
2人っきり。





今こそ、
チャンスだ・・・!





「突然ごめん!
私、ヨシト君のことが、
ずっと、ずぅっと・・・
好きでした!」





「あぁ。
ボクも、キミが、
好きだよ」





やっぱり運命の女神、
ユラからのトスが
効いたのかもしれない。





リナ先輩には
ないしょですけど。











*。・ その頃のユラ ・。*





「あのふたり、
よかったみたい!
次は、どこにいこうかな?
もしかしたら
あなたの所に・・・
いくかもよ・・・?」







*end*

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