私の相棒はあなたです。

CAST北川花音

作者：のんちゃん

2020.02.05

私は、北川花音。
いつも人助けをしている
真面目です。

そんな私の相棒は、
戸部こうしょう。

さわやかで
人気者です。

＊。・　ある日　・。＊

かのん「相棒！
おっはよー」

こうしょう「よう！
相棒！」

２人ともお互いを
「相棒！」と呼んでいる。

かのん「今日も、
平和ですねー（笑）」

こうしょう「まあな」

でも、何かしら
起こるのだ。

私たちの学校は
問題を起こす生徒が多い。

例えば、阿部ここは。
おバカさんなうえに
いたずらばかりする。

他には、佐藤れん。
ヤンキーだ。
怖いしうるさい。

それから
広瀬まのか。

真面目に見えて
ちょーギャル。

校則をふつーに
やぶってる。

そして、私が１番
怖がっているのは、
生徒会長の古川龍太郎。

とにかく厳しく、
逆らえる人はいない。

教室に入る。

ここは「おっはよー！
かのん！」

かのん「おはよ！
ここは」

ここは「うししし」

かのん「なにかついてる？」

ここは「髪の毛が
真っ白ー笑笑」

かのん「えっ？」

やられた。
教室に入ったとき、
黒板消しが落ちたのだ。

こうしょう「俺の相棒に
ひどいことするなよなぁー。
ほら、かのん！
はらってやる！」

かのん「ありがとう！
相棒！」

れん「何やってんだー？
こうしょう」

こうしょう「あっ、相棒が
ここはに
いたずらされたさー」

れん「頭触るとかー、
胸キュンさせたいのか？」

こうしょう「違う!!!」

れん「俺様の方が
得意だからなー（笑）」

今日も、
朝から騒がしいー。

かのん「まのかちゃん！
ネイルはダメって
言ったよね？」

まのか「マジ？
聞いてないわー（笑）
嫌、やめるわけないわ。
うちがネイルして、
かのんは困る??」

かのん「校則違反って
言いたいだけ!!」

まのか「マジムリ」

こうしょう「まのか！
ダメだぞ！」

まのか「とっ戸部くん。
わかった！」

こうしょうは、
人気だなー。

かのん「こうしょうは、
いいよね」

こうしょう「なんで？」

かのん「人助けが得意でさ。
助けるというかー、
注意とかしたら
みんな聞いてくれるしー」

こうしょう「そんなことないよ！」

かのん「相棒なんかやめて、
１人でやりな！」

こうしょう「かのん!!」

逃げた。

龍太郎「かのん、走るな!!」

かのん「ごめんなさい」

龍太郎「お前さ、
人助けはするな」

かのん「なんで？」

龍太郎「あと、
こうしょうともいるな」

かのん「えっ？」

龍太郎「あいつ、
かわいそうだ！」

かのん「私は、
人助けをやめないよ！」

龍太郎「さからうき？」

かのん「ちっ違う」

龍太郎「とにかくやめろ！」

こうしょう「かのん！」

かのん「もう、
近づかないで。
わたしといて、
辛いんでしょ??」

こうしょう「そんなことないよ！」

かのん「会長がいってたもん！」

こうしょう「俺は、お前が好きだ!!」

かのん「えっ？」

こうしょう「相棒として、
恋として。
ずっとそばにいたのに
気づかなかったよ。
かのんが逃げたとき、
追いかけられなかった。
でもそばにいたいって思った」

かのん「私も、
こうしょうが好きだよ！」

こうしょう「これからも
相棒として、」

かのん「恋として」

２人「よろしく！」

＊ｅｎｄ＊